夏夢想の軌跡の先で、きっと君を忘れない。

作品番号 1688197
最終更新 2023/09/18

夏夢想の軌跡の先で、きっと君を忘れない。
ヒューマンドラマ

24ページ

総文字数/ 101,936



『紫苑のこと────好きなの?』

好きになった人は、他の人が好きだった。


『お前のこと抱きたいよ、俺』

好きになった人は、恋をしない人だった。


『好きな人は……たぶんノンケ』

好きになった人は、異性愛者だった。


『僕には恋という感情が欠落しているんだ』

人を、好きになれなかった。




巡りめぐる恋物語。


ひと夏の夢に酔いしれて。

4人でなぞった軌跡をたどって。



どうして、泣くの──?


『あまりに幸せだから、涙が止まらないんだ』




『もし桜都が忘れても────あたしが、覚えてるよ』



たとえこれが夢でも、あたしは一生忘れない────……。




夜に溺れて、暁を泳いで。

これは4人の男女が紡ぐ、切なく淡い恋物語。



※同性愛要素が入ります。
苦手な方は読むことをお勧めしませんが、苦手意識を覆すほどの小説執筆に尽力致します。

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