月蝕

その他

花柳夜多郎/著
月蝕
作品番号
1666625
最終更新
2022/05/28
総文字数
40,958
ページ数
12ページ
ステータス
未完結
いいね数
1
月詠《ツクヨミ》
日本古来の神であり、天照《アマテラス》、須佐之男《スサノオ》と共に、日本神話の三神(三柱の貴子)とされているが、その活躍の記述は極端に少ない。
月を神格化した夜を統べる神であり、後に食物、豊穣の神ともされる。
性別は男性というのが一般的だが、その美しさや稀に表記される描写をみると女性ではないかと思われる部分もある。
一説には、実は女性であったが、姉神天照より美しく、妬まれたため、世間から隠され、男とされたとも言われ、またもう一説では、実は両性具有であったとも言われている。

不動明王
光の明王、多くの明王の中でも中心的な存在であり、五大明王の中でもリーダー格とされる。
煩悩を抱える最も救い難い衆生をも力ずくで救うために、忿怒の姿をし、その身体は醜い青黒い色で表現される。
忿怒の相は、我が子を見つめる父親としての慈しみ、
(外面は厳しくても内心で慈しむ父の愛)を表現したものである。
粗末な身なりも、高い立場からモノを言うのではなく、大衆の中で親しく過ごしていきたいとの願いからであり、他の仏とは違い、姿・顔が恐ろしげなのは、特に難化の衆生を救うことを目的に出しているからと言われている。
言うことを聞かない人々を、何とかしてやりたいという優しさが、忿怒の形相をとらせているらしい。


薙と蓮の想いを、薙のほうから描いた「太陽の章」と
蓮のほうから描いた「月の章」を交互に進めています。
あのときあの言葉の裏で、互いが何を考え何を求めたのか
向き合いながらもすれ違っていく二人の物語。
その序章です。

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