海に願いを 風に祈りを そして君に誓いを
青春・恋愛
完
879
- 作品番号
- 1495513
- 最終更新
- 2018/09/03
- 総文字数
- 128,865
- ページ数
- 241ページ
- ステータス
- 完結
- いいね数
- 879
いつだって神様を信じてたけど
私は神様なんかいないって思ってた
だって運命はこんなにも残酷で
人生は悲しくてつらいことばかり
でも――
もしも本当に神様がいるのなら
どうか神様、お願いです
もうこれ以上
彼に悲しい思いをさせないで
私の大切な彼を
あなたを信じ続けた彼を
どうか幸せにしてあげて
私のぶんの幸せを
全部あげたってかまわない
だから、どうか、どうか――
- あらすじ
- *
舞台は、小さな海辺の町。
優等生でしっかり者だけど照れ屋で天の邪鬼な凪沙と、おバカで底抜けに明るく凪沙のことが大好きな優海は、幼馴染で恋人同士。
二人は過去のある出来事から、特別な深い絆で結ばれている。
でも、ある夏の朝、一つの決意を胸に目覚めた凪沙は、その日を境に優海に対する態度を一変させる。
そこには悲しい秘密が隠されていた。
《2018年8月スターツ出版文庫》
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この作品のレビュー
この作品の感想ノート
私は今高校一年生です。この本は友達にすごくいい話だから読んで欲しいと言われて読みました。最初は、前書きからは想像できないくらい最初は幸せなカップルだなと思いました。でも、なぎさが一回死んでることがわかって驚きました。最後に優海が真相に気づいて渚のところに駆け付けるとこも愛の力ってすごいなと思ったし、最後の動画を流すとこも、すごく切なくて想像しただけで涙が出ました。何度読んでも飽きない作品でとても大好きです。この本が、汐見さんの本を読むきっかけを作ってくれた気がします。汐見さんの本はこれ以外もすごく良くて、私の大好きな作家さんです。いい作品に出会わせていただきありがとうございました。応援しています!
昔から、本が大好きで色々な本を読んでましたが、初めてこの本で泣きました。
本当に、感動しました。
凪沙が優海のために残りの一カ月を生きるところや、優海が凪沙を死なせないために、作戦を練るところなど、読み終わったあと、凪沙の言葉一つ一つに愛があることを感じ、より切なく感じました。
汐見先生が大好きでこの本を手にとりましたが、本当にこれからの人生180度変わるような体験をさせてもらいました。
これからは、愛する人にしっかり「愛」と「感謝」を伝え、いつか終わりが来るその時に後悔しないよう、生きていきたいと思います。
本当に貴重な経験をさせていただき、ありがとうございました。
これからも一生汐見先生のファンでいます。
一番好きな小説です。
凪沙のとっていた行動の理由を知った時、ぼろぼろ泣いてしまいました。こんなに感動する小説は未だこの作品だけです。
凪沙も優海もお互いのことが大切で、すごく綺麗な愛の形だと思いました。
そして、登場人物みんなとても優しくて、心が洗われました。
この作品を読んだ時の私は、学校生活で辛いことがあり、心が疲れきっていました。そして、大切な命を捨ててしまいたいとさえ思ってしまっていました。そんな時に、この作品を読んだので、本当に私は救われました。命の大切さ、尊さ、生きる幸せが分かり、汐見先生には感謝しかありません。
素敵な作品をありがとうございました。
私は今、学校には行けていませんが、元気に生きています。
本当に、本当にありがとうございました。
これからの作品も楽しみにしています。
体調には気をつけて、これからもがんばってください。
心から応援しています。
この作品の書籍情報
汐見 夏衛さんの書籍化作品
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