2018年8月発売のスターツ出版文庫
大切な君の幸せだけを願ってる。
たとえ、どんなに悲しい運命でも――。
たとえ、どんなに悲しい運命でも――。
海に願いを 風に祈りを そして君に誓いを
イラストレーター:LAL!ROLE
- あらすじ
- 優等生でしっかり者だけど天の邪鬼な凪沙と、おバカだけど素直で凪沙のことが大好きな優海は、幼馴染で恋人同士。お互いを理解し合い、強い絆で結ばれているふたりだけれど、ある日を境に、凪沙は優海への態度を一変させる。甘えを許さず、厳しく優海を鍛える日々。そこには悲しすぎる秘密が隠されていた――。互いを想う心に、あたたかい愛に、そして予想もしなかった結末に、あふれる涙が止まらない!!
- 著者コメント
- こんにちは、汐見夏衛です。いつも拙作を読んで下さっている皆様、本当にありがとうございます。おかげ様で新しい作品を書籍化して頂けることになりました。しばらく私生活が忙しく、約1年ぶりに書いた長編小説になりますが、その分たくさんの思いを一杯に詰め込んだ作品です。テーマは『生き抜く強さ』。特別な絆で結ばれたふたりが、苦しみや悲しみを呑み込んで成長していく姿を最後まで見守って頂けたら幸いです。
君は僕の“光”だった――
“本当の自分”を探す珠玉の青春小説!
“本当の自分”を探す珠玉の青春小説!
僕らはきっと、あの光差す場所へ
[原題]明日を乞わない僕たちは
イラストレーター:Mamigo
- あらすじ
- 唐沢隼人が消えた――。夏休み明けに告げられたクラスの人気者の突然の失踪。ある秘密を抱えた春瀬光は唐沢の恋人・橘千歳に懇願され、半強制的に彼を探すことになる。だが訪れる先は的外れな場所ばかり。しかし、唯一2人の秘密基地だったという場所で、橘が発したあるひとことをきっかけに、事態は急展開を迎え――。唐沢が消えた謎、橘の本音、そして春瀬の本当の姿。長い1日の末に2人が見つけた、明日への光とは……。繊細な描写が紡ぎ出す希望のラストに、心救われ涙!
- 著者コメント
- 野々原苺と申します。今回初めてスターツ出版文庫から出版させていただくことになりました。ありがとうございます。このお話は自分の中でも特に思い入れがあり、今回書籍化のお話をいただいてとても嬉しく思います。消えたクラスメイトを探す男女2人の長い8月32日、彼らの葛藤、消えたクラスメイトの謎、そして素敵な表紙イラストに繋がるラストまで見届けてくださると嬉しいです。
17歳。降り積もった偶然のような奇跡は、
全部きみに繋がっていた。
全部きみに繋がっていた。
あの夏よりも、遠いところへ
[原題]空を泳いでキミへ
イラストレーター:カスヤナガト
- 原作を読む
※小説サイト 野いちご に遷移します。
- あらすじ
- 小学生の頃、清見蓮は秘密のピアノレッスンを受けた。先生役のサヤは年上の美しい人。しかし彼女は、少年の中にピアノという宝物を残して消えてしまった…。それから数年後、高校生になった蓮はクラスメイトの北野朝日と出会う。朝日はお姫様みたいに美しく優秀な姉への複雑な思いから、ピアノを弾くことをやめてしまった少女だった。欠けたものを埋めるように、もどかしいふたつの気持ちが繋がり、奇跡は起きた――。繊細で不器用な17歳のやるせなさに、号泣必至の青春ストーリー!
- 著者コメント
- こんにちは。加納夢雨です。このたび文庫化するにあたり、『空キミ』がタイトルも含め大きく生まれ変わりました。真っ直ぐすぎて時に生きづらい10代の痛みと輝きを、いま同い年の方には共感、かつて同い年だった方には思い出していただけたら、とても嬉しいです。ぜひ本屋さんで、美しい表紙にもご注目ください!
ここは知る人ぞ知る、心の傷を癒やす宿。
美味しいご飯が、涙をぬぐってくれる!
美味しいご飯が、涙をぬぐってくれる!
京都伏見・平安旅館 神様見習いのまかない飯
イラストレーター:pon-marsh
- あらすじ
- リストラされて会社を辞めることになった天河彩夢は、傷ついた心を抱えて衝動的に京都へと旅立った。ところが、旅先で出会った自称「神様見習い」蒼井真人の強引な誘いで、彼の働く伏見の平安旅館に連れていかれ、彩夢も「巫女見習い」を命じられることに…!? この不思議な旅館には、今日も悩みや苦しみを抱えた客が訪れる。そして神様見習いが作るご飯を食べ、自分の「答え」を見つけたら、彼らはここを去るのだ。――涙あり、笑顔あり、胸打つ感動あり。心癒やす人情宿へようこそ!
- 著者コメント
- はじめまして、遠藤遼です。今回、スターツ出版文庫で『京都伏見・平安旅館 神様見習いのまかない飯』を発刊させていただきます。京都を訪れた女性が、おいしいまかないを作るイケメンの神様見習いと出会って始まるほっこり物語。楽しみながら読んで、気づいたら涙して、読み終わったら元気になっていただけたら幸いです。