緒川ゆいさんの作品一覧

進入禁止の彼~好きになったら終わりなのに~

総文字数/74,073

BL17ページ

第3回青春BL小説コンテストエントリー中
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「俺、先輩に決めました。次に落とす人」 そう言ったのは、学校一のイケメン後輩、木杉夏緒だった……。 菊塚工業高等学校。 この学校では、三年生が一年生にマンツーマンで技術をレクチャーするエルダー制度がある。 そのエルダー制度で上原瑞記(うえはらみずき)が組むことになったのは、学校一のイケメン後輩、木杉夏緒(きすぎなつお)。 顔とは裏腹な人を食ったような態度を見せる木杉に苛つき、厳しい態度を取ってしまう瑞記だったが、そんな瑞記にある日、木杉が言う。 「俺、先輩に決めました。次落とす人」 絶対に落とされてたまるか! と憤る瑞記だったが、木杉の内面を知るうちに彼にどんどん惹かれていって……。 なんでお前は俺に決めた、なんて言ったの? なんでそんな苦しそうな顔するの? なんで、俺にだけそんな顔、するの? 全部のなんでの答えは進入禁止のアイコンの向こう側……。
陰キャの僕がミスターコンに出る理由

総文字数/31,547

BL10ページ

第2回ずっと見守りたい♡BL短編コンテストエントリー中
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「頼む。円(まどか)。菊コンに出てくれ!」 そう頭を下げてきたのは、円が長年片思いをしていた相手、幼馴染の青木隼人。 彼の頼みを円はいつだって断れない。しかし自分は究極の陰キャ。そんな自分が菊コン、いわゆるミスターコンに出るなんて絶対無理だ。 さすがに……と思っていた円の前に現れたのは、学校一のイケメン、涼本総一郎。一年ながら自分よりも背も高く、色気まであるこの後輩はなぜか、菊コンのために練習をする円に執拗に構ってくる。 円としてはぶっきらぼうで生意気な彼にムカついて仕方ない。 そんなある日、円は隼人に彼女がいることを知ってしまう。傷つく円を抱きしめたのはなぜか涼本だった。 驚く円に涼本は言う。 「俺なら泣かせないから。だから先輩、俺じゃ、だめ?」 そう言われて円は。 表紙はかんたん表紙メーカーさまにて。 使用写真:https://unsplash.com/photos/EfhCUc_fjrU
夏の猫鍋

総文字数/38,903

BL11ページ

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「今ここで俺にキスされるか、俺にはっきり嫌いって言うか、どっちか選んで」 ある日、自分より頭半分低い場所から、彼はそう言った……。 きっかけは高1の春、 「今日は友人の顔を描いてもらおうと思う。適当にペアになって」 美術教師に言われ、多賀暁史(たがあきふみ)は困惑していた。 ぼっちの自分にとって難易度高過ぎだと肩を落とす暁史に声をかけてくれたのは、華奢で小柄なお姫様のような見た目の時任紅(ときとうくれない)。 明るく朗らかだが押しが強い彼になぜか懐かれるようになった暁史は、いつしか彼のペースに巻き込まれていく……。 小柄強気男子×地味イケボ男子の猫鍋物語 表紙はPhotoACにて https://www.photo-ac.com/main/detail/1299876&title=%E3%81%BB%E3%81%A3%E3%81%93%E3%82%8A%E3%83%8D%E3%82%B3%E3%83%8A%E3%83%9911
先生、私を死体にしてください。

総文字数/31,642

ヒューマンドラマ11ページ

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――死にたいわけじゃない。でも、生きていても私を必要とする人なんていない。 感情表現が苦手で、口を開いても言葉がつっかえてしまい、うまく人と話せない櫻井あやめ、高校二年生。 そんなあやめにとって唯一安らげる場所は、誰も来ない第二美術室だった。 しかし、最近、その第二美術室へやってくる者がある。 昨年赴任してきたイケメン教師、氷坂真白だ。人当たりもよく女子生徒にも絶大な人気を誇る彼だが、あやめは彼の秘密を知り、驚愕する。 彼は……第二美術室で密やかに死体の絵を描き続けているのだ。 しかも彼が最近手掛ける絵は、数か月前に自殺した女子生徒のもので……。 ――先生が殺したんですか? 問うあやめに氷坂は微笑んで言う。 ――そうかもしれませんね。 気味悪い彼を敬遠する気持ちと共にあやめが抱いたのは、こんな綺麗な死体になりたい、という願望だった。 表紙はかんたん表紙メーカーさまにて。 https://sscard.monokakitools.net/covermaker_view.php
拝啓、虫けらの君へ

総文字数/18,024

青春・恋愛5ページ

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決して誰かに悪意を抱いてはいけない。不快な思いをさせてもいけない。 常に真っ白でいなければならない。そう心に決め生きてきた私。鉄の掟は私に人望を与えてくれたけれどその人望を守るための習慣が私にはあった。 胸にたまった悪意を誰にも知られることなく、「神様」宛の手紙に書き「願い」へと昇華させること。 今、私にとっての「神様」は同じ高校に通う先輩、水瀬零。 彼は完璧な人間で、私にとっては不快でたまらない人間だった。 けれどある日、私の願いを記した手紙を水瀬本人に読まれてしまう。その私に水瀬が言う。 「君はエナジーバンパイアだね」と。
その熱が示す先に

総文字数/9,783

青春・恋愛1ページ

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ある日の夜、取引先、株式会社プッシュのサーバー保守に来ていた大城博也は、電気系統のトラブルでサーバールームに閉じ込められてしまう。共に閉じ込められたのはプッシュのシステム部課長、松崎冬里。 三年前、博也はプッシュの最終面接に臨んでいた。そのとき面接官の中にいたのが冬里だ。このとき、冬里に言われた言葉により、自分を変えることができた博也にとって冬里は特別な存在だが、彼は博也のことを覚えていない様子。もやもやしながら閉じ込められていたのだが、突然冬里が言う。 「変わらないね、博也」と。 表紙画像はかんたん表紙メーカー様にて。 https://sscard.monokakitools.net/covermaker_view.php
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東雲圭人には片想いをしている相手がいる。同じ野球部でキャッチャーの桜沢慎太郎だ。 しかしある日、慎太郎に彼女ができる。長年の片想いが破れ、悲嘆にくれる中、圭人に声をかけるのは、後輩の結城春歌だった。 ピッチャーである圭人の控え投手でもある彼は、現在はサードを守っている。正直、自分よりずっと速い球を投げられる彼にピッチャーを交代してほしいと圭人は願うが、春歌はそれを退け、代わりに言う。 「先輩が怪我をしないでいてくれたら控え投手の俺も安心です。だから俺が先輩を見張ります」 宣言通り、圭人が怪我をしないよう、見張るようになった春歌。しかしその守備範囲は体だけではなく、心にもおよび、彼は言う。 「先輩って心が痛がりですね」 そうして彼は、なぜか圭人を抱きしめる。 しかもそれは一度や二度ではなく、圭人が苦しいと感じると必ずハグしてきて……。 こだわり強めの無口男子×一途で不器用男子 表紙はかんたん表紙メーカーさまにて https://sscard.monokakitools.net/covermaker_view.php
君になら、いい。

総文字数/31,404

BL8ページ

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めちゃくちゃ……見られている。 視線を辿った僕は衝撃を受ける。 こちらを見ていたのが校内でもトップのモテ男子、美島空良(みしまそら)だったからだ。 なぜ地味で目立たない僕を美島くんが……といぶかしむが、そんな僕に美島くんは急接近してきたばかりか、僕のコンプレックスである目を見て、「君のその目が好き」と言ってきて。 イケメン×地味男子 表紙はかんたん表紙メーカー様にて ありがとうございます! https://sscard.monokakitools.net/covermaker_view.php
左側の君

総文字数/72,254

BL17ページ

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文芸部の副部長、杉村麻人(すぎむらあさと)は、厳格過ぎる性格のため周りから仁王と呼ばれて恐れられていた。友人もおらず、ただ黙々と部活に精を出す麻人だったが、そんな麻人を唯一恐れず、懐いているのは、文芸部の後輩である、香坂千影(こうさかちかげ)。麻人の暴言にも動じないどころか、口うるさく応戦してくる彼を麻人は苦手に思っていたのだが、文化祭の直前のとある出来事をきっかけに千影を意識するようになってしまって……。
お願い、今日だけは全部忘れて

総文字数/8,686

青春・恋愛1ページ

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朝陽のことを俺は守るつもりだった。 決して離れずに一生。 でも俺は、俺たちは知ってしまった。俺たちが結ばれてはいけない関係であることを。 表紙はかんたん表紙メーカー様にて https://sscard.monokakitools.net/covermaker_view.php
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