ヒューマンドラマ小説一覧

【短編小説】親友と紹介された女の子

総文字数/9,501

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 今日は一年の始まりの元旦。友人と二人で初詣に行った。俺はくじを引いたら大吉だった。「やったー!」 と喜んだ。嬉しい。 俺の名前は|大坂順二《おおさかじゅんじ》という。年齢は二十歳で短期大学を卒業したばかり。今は四月で仕事はコンクリートを製造する工場で働いている。仕事はきついけれど、人間関係が楽しい。気の合うやつらばかりで。肉体労働なので細マッチョ。もう一人の友人は会社の同僚でそいつも大吉だった。  一月四日、仕事が終わって俺は寮の玄関で煙草を吸っていた。そこに会社の同僚の|渡辺和《わたなべかず》、年は19歳。こいつは高校を卒業してから、この会社に就職したらしい。俺はかず、と呼んでいる。かずは俺のことを大坂さんと呼んでいる。
女たちのパーティーナイト

総文字数/9,810

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他人からするとささやかな悩みでも、一人では乗り切れない夜もある。 そんなときに頼りになるのは、旧知の、もしかすると見ず知らずの女性たちとの友情だったりするのかもしれない。
やんちゃな彼氏は、子猫で更生!

総文字数/29,792

ヒューマンドラマ19ページ

第62回キャラクター短編小説コンテスト「心癒される、猫小説」エントリー中
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パチンコに煙草。せっかく入社した会社も、社長ともめて辞めてしまう。 真美子はそんな同棲している彼氏、翔太に嫌気がさして……家を出ていくことに決めた。 彼女が出て行き、家で荒れる翔太の足元には小さな黒猫が…… ちょっとコメディタッチの 優しいお話です
そばかすは太陽が流した涙の跡【1話だけ大賞用】

総文字数/4,471

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スターツ出版小説投稿サイト合同企画「第2回1話だけ大賞」ノベマ!会場エントリー中
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木戸 瑠璃 28歳 女性 身長155センチ 食品会社の総務課勤務。頬にそばかすがあり、中学の時にそれが理由で男子にいじめられてから、いつもマスクでそばかすを隠している。自分の言いたいことを言えず、常に自信がなく声が小さい。頼まれごとをしても断れず、かと言って誰かに助けを求めることもできない性格。男性が苦手で、下を向いている。 室田 仁 30歳 男性 身長165センチ 瑠璃と同じ総務課勤務。学生時代は好きな人がいたが付き合ったことはなく、社会人になって初めて、自分に向けられる期待や視線に嫌悪感を抱くようになった。 **** 蛙化現象 片思いしていた相手が、自分に好意を持っていると分かると気持ちが冷めること。(本来の意味) 好きな相手の見た目や言動に幻滅し、急に嫌悪感を抱くこと。(近年の意味) 今作は本来の意味の蛙化現象を題材にしています。結婚願望はあるのに、心の動きを上手く扱えない気持ち悪さ。この現象に上手く向き合えないし面倒だし、一人で良いやと思いながらも、この心情を理解し合える人に出会いたいとも思う。自分にしかないという自己発信をしないと共感者が現れない中で、人とは違う自分を世の中に晒す勇気はない。でも、実際にそういう人も居るんだ、自分の当たり前は他人の当たり前じゃないんだと、読んでくださった方に伝われば嬉しいです。
一瞬で燃え尽きる激しさで
卯月樹/著

総文字数/211,746

ヒューマンドラマ34ページ

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空が真赤に染まる夕暮れ時、私は生と死の狭間に立つ少女と出会った。 死にたがりな少女と無気力な高校教師との出会いと別れ。 そんなひと夏の物語。 彼女は残りの命、その全てに炎を灯して生きていた。
海を渡る猫たち~台北から京都へ3000キロの約束~
京太郎/著

総文字数/26,905

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第62回キャラクター短編小説コンテスト「心癒される、猫小説」エントリー中
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◆テーマ◆ 猫×国際結婚 「猫を置いていくなら、私は結婚できない」 彼女が泣きながら放ったこの一言から、私たちの結婚生活、そしてこの物語は始まりました。 本作は、私と妻が8年前に実際に経験した「台湾から日本への猫の移送」という実体験をベースに、記憶の欠片を拾い集め、一つの物語として再構成したものです。 当時、私たちは京都と台北、3000キロの遠距離恋愛をしていました。 結婚にあたり直面したのは、「国境」という名の巨大な壁でした。 狂犬病清浄国である日本への動物輸入は、世界でもトップクラスに厳しい検疫ルールが課せられます。 マイクロチップ、度重なるワクチン、抗体検査、そして半年間にも及ぶ待機期間。 書類の不備一つで、愛する猫が空港の倉庫に閉じ込められるかもしれないという恐怖。 言葉の通じない猫たちに、「捨てられるわけじゃない、一緒に引越しをするんだ」とどう伝えればいいのかという苦悩。 そして何より、心臓に病を抱えた高齢の長老猫・阿福(アーフー)に対し、私たちが下さなければならなかった「命の選択」。 執筆にあたり、事実を元にしつつも、彼らと過ごした愛しい時間や、言葉にはできなかった想いを、小説という形で昇華させました。 作中に登場する「猫の通訳」のエピソードも、私たちが台湾で触れた不思議な体験に着想を得ています。信じるか信じないかは読者の皆様にお任せしますが、あの夜、私たちの心が救われたことだけは紛れもない事実です。 この物語は、国境を越えて「家族」になろうともがいた、不器用な人間と、小さな騎士(猫)たちの記録です。 今、隣にいる大切な存在――それが人間であれ、動物であれ――を、もう一度強く抱きしめたくなる。そんな温かい気持ちを、皆様にお届けできれば幸いです。 最後に。 海を渡ることができた平平(ピンピン)と安安(アンアン)。 そして、台湾の空の下で私たちを見守ってくれている阿福へ。 ありったけの愛と感謝を込めて。
戦場の猫郵便
た胡/著

総文字数/30,373

ヒューマンドラマ20ページ

第62回キャラクター短編小説コンテスト「心癒される、猫小説」エントリー中
親不孝者35歳、黒猫と暮らす

総文字数/28,014

ヒューマンドラマ26ページ

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【黒猫×親不孝者】 親の離婚と自己破産、そして再婚。 人生を他人のせいにして生きる「斎藤亮介」35歳。 東京から長崎市にやってきて喫茶店を開くも お客さんが全く入らない毎日を過ごしている。 ひょんなことから黒猫と暮らしはじめる。 そんな中、父親の病気が再発し…… 空を見続けていた黒猫が、突然しゃべり始める―― 父親の気持ちと子供の気持ちが交わる、温かい人間ドラマです。 是非、ご覧ください!
猫の手、借ります!!

総文字数/3,499

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猫は自分でかきました
【短】心の友へ、ありがとう

総文字数/8,955

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友達ができないと泣いていた小学生の僕に、おじいちゃんが紹介してくれた友達。 それが、コウタだ。 他人にも分かりやすく言うなら、イマジナリーフレンドというところだろう。 これは、コウタと共に人生を歩んできた僕が、とある偶然から、クラスメイトと仲良くなる物語。 そして、友を失いかけ、“友達”について知る物語。
肉球警察24時
nonoha/著

総文字数/8,195

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中学生の若菜は、うっかり飼い猫ポリスケの“肉球”でスマホの指紋認証を登録してしまい、ロック解除が猫にしかできない状態に。 幼なじみの瞬也から会いたいと連絡が来るのに、返信できず大混乱。 果たして肉球ロックは解除できるのか? スマホに振り回されながら奔走する若菜は、ポリスケの優しさと、自分が逃げていた気持ちに気づいていく。翌日、瞬也と直接向き合った若菜は、猫がつないだ小さな一歩を踏み出す。
京の街で君と会えたら

総文字数/8,444

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今宮神社  京都市北区にあり、疫病除け、健康長寿、良縁開運、そして「玉の輿神社」とも呼ばれる強力なパワースポットである。 あぶり餅  今宮神社の門前菓子。  あぶられた餅を今宮神社に奉納された斎串に刺し、厄除けの菓子としても知られる。 (Wikipedia より)
今日も記憶にございません!

総文字数/5,297

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キャッチコピー 「酒は飲んでも、記憶は消すな……。」 年がら年中、酒を水のように飲みまくる中年。 そんな毎日を送っていると、前日の記憶がなくなってしまうことも、しばしば。 これは朝起きて、妻に「昨日のこと覚えている?」と言われても、全然、思い出せない記憶の断片集です。 ※完結は未定です。僕が酒をやめない限り。 またお酒で失敗した時しか、ネタが出てこないので、悪しからず。
あやかし通りの恋結び食堂
遊野煌/著

総文字数/19,201

ヒューマンドラマ21ページ

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如月琴(きさらぎこと)は高校を卒業して3年目のキッチンメーカーに勤める営業マン。夢を抱いて入社したが営業成績が振るわず上司に怒られる日々に心を疲弊させていた。そんなある満月の夜、琴は帰宅する途中に妖野紺(あやのこん)と名乗る不思議な雰囲気の男性と出会う。紺はあやかし通りの片隅で食堂をオープンしたがお客さんが来ず食材が余って困っていると琴に話す。お腹がペコペコの琴は戸惑いながらも紺の食堂へついて行くと、紺はご縁を惹き寄せる料理を振る舞ってくれて……。 ※画像はフリー素材です。
看板娘の名前の頭文字を並べたらキンタマーニになった件

総文字数/114,961

ヒューマンドラマ9ページ

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喫茶店『ほっと一息』が、地元で奇跡の癒やし空間と呼ばれている理由。 それは、クセが強すぎる8人の看板娘たちの存在だった。 ある日、常連のひとりがふと、気まぐれに言った。 「ここの娘たちの名前の頭文字、並べてみたらさ……キンタマーニになるんだけどwwww」 カウンターのマスターはコーヒーを盛大に吹き出し、常連たちは爆笑、看板娘たちはキレた(というか一人泣いた)。 しかし、それが伝説の始まりだった。 「キンタマーって、バリ島に実在する地名なんだよ」 「むしろオシャじゃね?」 「Tシャツ作ろうぜ」 「逆にバズれる!」 「SNSで映え確定だろ!」 その日から、『ほっと一息』はキンタマーニカフェとしてSNSで拡散され、地元の喫茶店は一躍聖地に。 店は盛り上がりを見せるが、名前のインパクトに隠された、それぞれの想いと過去が、少しずつ明らかになっていく。 果たして看板娘たちは、キンタマーニという呪い(?)を乗り越えられるのか? いや、そもそも乗り越える必要あるのか? 笑って、癒されて、時々泣ける。 名前に翻弄された少女たちと、ちょっとだけ騒がしい喫茶店の物語。
けしの花

総文字数/2,866

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見渡すかぎりのけしの花
僕はまだ言葉を知らない

総文字数/12,559

ヒューマンドラマ17ページ

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「僕の言ったことが君に通じることはないけれど、それでも僕は君の言葉がわかるよ」 とある田舎のポスト。その隣には、いつも一匹の猫がいる。 名前は「ぽすちゃん」。どこから来たのかもわからない。ただいつも、ポストの隣に座っている。 そんなぽすちゃんには、毎日たくさんの人が話しかけに来る。ポストを利用しなくとも、通りがかりだって。 恋をしている女子高生も、働くサラリーマンも、あったかいおばあちゃんも、みんなぽすちゃんの友達。 どこかに暮らすぽすちゃんと人々の毎日を綴った、温かな物語。
古本屋の猫が、私に教えてくれたこと

総文字数/21,579

ヒューマンドラマ6ページ

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