余命最終日を迎える君へ

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総合24位(2025/07/01)

ヒューマンドラマ1位(2025/07/01)

ヒューマンドラマ

余命最終日を迎える君へ
作品番号
1750923
最終更新
2025/05/30
総文字数
17,841
ページ数
3ページ
ステータス
完結
いいね数
15
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総合24位(2025/07/01)

ヒューマンドラマ1位(2025/07/01)


余命ものの青春小説を読む彼女を見て、
現実の自分にはない青春を本の内容で上書きしているのだと察した。

「俺も余命が決まってたら、もっと人生が楽しくなるのに」

だから、試す様に口にしたその言葉。
反応をじっと待つ中で、
彼女の口が開かれるのがスローモーションのように見えた。
彼女は、俺に言った。

「じゃあ、殺してあげようか」

あらすじ
容姿が良くて大抵のことはなんでも出来る渋谷は、図書室でクラスの地味な女子、横田と出会う。
横田には告げ口する相手もいない為、渋谷は誰にも言えない酷い本音を自分勝手に横田に曝け出すが、それをきっかけに渋谷の命は横田の手の中となる。

「君の人生、全力かけて生き抜いてみせてよ。今日も良い日だったと教えて。そんな君を私に見せて」

そう言った横田は渋谷が死ぬまでの毎日を思い、胸を高鳴らせていた。

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