青春・恋愛
完

- 作品番号
- 735487
- 最終更新
- 2012/08/27
- 総文字数
- 89,803
- ページ数
- 200ページ
- ステータス
- 完結
- いいね数
- 3
玉響に
昨日の夕べ見しものを
今日の朝に恋ふべきものか
――――それは息もできないほどに、短い時間でした。
「俺は、あなたのお母さんの恋人です」
この作品のレビュー
わずかな時間でも共に過ごし、互いに想い合った。
例え顔を、声を忘れたとしてもずっと心に残っているものがある。
恋というのは、ただ寄り添い共に歩むことじゃないのかもしれない。
残酷だけど、儚いけど、とても綺麗なものなんだと。
そう、思いました。
読んでいて、寂しいような、どこか懐かしくなるような、心温まる作品でした。
由姫乃と蒼太の出逢いはすごく不思議なもので
読んでいて楽しかったし、何より感動しました
ほんとにすばらしい作品だと思います。
複雑な友達関係のこともリアルに描かれていてすごいなぁと思いました
また最後はユッキーと蒼ちゃんが結ばれる、というハッピーエンドだったわけではないですが、
とても素敵でよい終わり方でした!
とにかく繭さんの作品が大好きです!!*
設定は、『お母さんの恋人と同居する』という、奇妙な設定ですが、
綺麗で、純粋で、どこかさっぱりしていて、切ない恋…。
最後の夕日のシーンが好きです。(すべて好きですが…笑)
とても素敵な作品です!
この作品の感想ノート
はじめまして。
「たまゆら。」とっても素敵でした!
繭さんの作品に出合ったのは、「風にキス、君にキス」です。風にキス、を読んで以来、繭さんの大ファンなんです!(*^^*)
繭さんの作り出す言葉の繋がり、文章がとても素敵で心に響いてきます。
繭さんに、繭さんの作品に出合えて本当に嬉しいです!
これからもがんばって下さい!
長文失礼しました(__)
初めて繭さんの作品を読ませていただいたのが、この「たまゆら。」でした。
お話の設定が面白いと思い、読みはじめましたがすごく繊細で綺麗で純粋なお話で、ユッキーに共感できる部分がたくさんありました。
お互いが惹かれあえば、付き合うのが当たり前だと思っていましたが、それだけの選択だけじゃなくてもある意味ハッピーエンドなんだなと感じました。
ユッキーと蒼ちゃんの純粋さに胸がキュンとしました♪
繭さんに出会えて、この作品を読むことができて、とても幸せです。
有紗·美奈子との関係。
一緒にいるけど友達ではなくクラスメート。
私もその悩みに苦しんできたし、今でもそうです。
自分は誰からも必要とされてはいないと感じることがあります。
この作品を読んで、何かが自分の中にストンと落ちました。
ずっと探し続けた答えの一部を見つけられました。
ありがとうございました。
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