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愛庭ゆめ
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叫べ
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『我々は反乱軍である』

そんな、ちょっととんでもないと思うような放送から始まるクーデーターを起こす作戦。集まるのはヒエラルキー最下層だけかと思えば、最上層にいるような人もいて。
それぞれみんな、色々な思いを抱えながら、現状を打破したいと思っていた。

学生生活って、楽しくて自由なところもあるけど、やっぱりヒエラルキーは存在していて、悔しいこともあったなあと共感する部分が多くありました。反乱を起こそうとは思わなかったけど、もしこんな放送が流れていたら参加していたかもしれない。

でも、反乱なんて起こさなくても、言いたいことを思いっきり叫んで戦えば、勇気を持って1歩を踏み出せば、世界はきっと違うものになる。そう、教えてもらった気がします。

素敵な秘色色の青春。それぞれの思いや恋心。読後にとてもすっきりすると思います。学生だけでなく、色んな方におすすめしたい作品です!

2015/10/09 10:03
青春・恋愛 151ページ ・総文字数134,951
勝手にチャンネル替えんなよ
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喧嘩ばっかりで、口が悪いのに、でもいつだってお互いをちゃんと大切に思っていて。 いいなあ、こんな弟がほしかった! そう思うくらい、いい弟くんでした。 弟にこんなに思われている晶ちゃんも、お姉ちゃんにこんなに大切にされている燿くんも、とてもうらやましい。読んでいて、微笑ましくなります。 喧嘩するほど仲が良いとは、まさにこの二人みたいなことを言うんだろうな。 同じような日々が、少しずつ変わっていって、姉弟の考えや思うこともだんだんと大人になって。お互いがそれを寂しく思いつつ、お互いに成長していって。 家族っていいなあ、と思いました。離れても、変わらないもの。それって素敵だなって。 この姉弟、本当にかわいくて仕方ない。ぜひ、我が家にほしいです。 胸キュンも壁ドンもないけれど、確かに姉弟の愛がある。二人の不器用な愛のかたち、ぜひご一読を。

喧嘩ばっかりで、口が悪いのに、でもいつだってお互いをちゃんと大切に思っていて。
いいなあ、こんな弟がほしかった!
そう思うくらい、いい弟くんでした。

弟にこんなに思われている晶ちゃんも、お姉ちゃんにこんなに大切にされている燿くんも、とてもうらやましい。読んでいて、微笑ましくなります。
喧嘩するほど仲が良いとは、まさにこの二人みたいなことを言うんだろうな。
同じような日々が、少しずつ変わっていって、姉弟の考えや思うこともだんだんと大人になって。お互いがそれを寂しく思いつつ、お互いに成長していって。
家族っていいなあ、と思いました。離れても、変わらないもの。それって素敵だなって。

この姉弟、本当にかわいくて仕方ない。ぜひ、我が家にほしいです。
胸キュンも壁ドンもないけれど、確かに姉弟の愛がある。二人の不器用な愛のかたち、ぜひご一読を。

2015/04/29 09:00
青春・恋愛 201ページ ・総文字数128,365
ネタバレ
ウソにウソを重ねて
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ウソから始まった交換日記。
告白されたのは、自分じゃない。そう知りながら、重ねてしまうウソ。

『どっちでもいい』
優柔不断なわたしはよくこの言葉を使っては、どっちでもよくなかったりします。でも、希美ちゃんは、本当にどっちでもよくて。そこにウソはなくて。
けれど、そんな希美ちゃんがついた優しい嘘。

交換日記が進むにつれ、何だか歯がゆいような微笑ましいような、何とも言えない気持ちで読み進めていました。

真っ直ぐな瀬戸山くんと、素直な希美ちゃん。
このままどうなっちゃうの!?
と最後まで目が離せません。

どれがウソで、どれが本音か。
どうか読んで確かめてみてください。

素敵な作品、ありがとうございました。

2013/12/06 23:42
青春・恋愛 206ページ ・総文字数110,990
ネタバレ
繰り返される、3分間
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屋上から飛び降りたことが、今までの終わりであり、これからの世界の始まり。

死ぬというものすごい勇気。一歩踏み出せたなら、きっと生きていても踏み出せる。

延々と繰り返される、3分間の中で、それぞれ何かを抱えた五人 。
バラバラな五人だけど、どこか似ていて、どこか自分にも重なった。

死ぬはずだったのに、そうならなかったのは、神さまが弥八子にくれた誕生日プレゼントだったのかな、なんて思っていたり。


15歳も、16歳もあまり違いがわからない。
だけど、確かに大人になってゆく。

個人的にとても大好きな作品です。
何だかとてももやもやするのに、すっきりとしている何ともいえないこの気持ち。
何といったらいいのか。語彙が足りず申し訳ないですが、ほんとに素敵な作品です。
ぜひ、ご一読ください。

2013/07/18 23:43
青春・恋愛 219ページ ・総文字数76,043
ネタバレ
わずかな時間
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わずかな時間でも共に過ごし、互いに想い合った。
例え顔を、声を忘れたとしてもずっと心に残っているものがある。



恋というのは、ただ寄り添い共に歩むことじゃないのかもしれない。
残酷だけど、儚いけど、とても綺麗なものなんだと。

そう、思いました。

読んでいて、寂しいような、どこか懐かしくなるような、心温まる作品でした。

2012/11/04 01:32
青春・恋愛 200ページ ・総文字数89,803
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