和風ファンタジー
完
時宮珈琲店/著

- 作品番号
- 1787631
- 最終更新
- 2026/07/23
- 総文字数
- 31,690
- ページ数
- 11ページ
- ステータス
- 完結
- いいね数
- 0
大正某年。十八歳の初音(はつね)は女学校を卒業するなり面識のない青年のもとへ嫁がされる。
瀧家に嫁げば初音の家は支援を受けられる――そのための結婚だったが、夫となる双龍(そうりゅう)はだれにたいしても敬語で話す優しそうな美青年で、初音は結婚生活が上手くいくことを確信した……
のも束の間、結婚式を終えるなり双龍は気絶してしまう。
「面目ない。俺は女性が苦手なのです」
そして彼は云う。結婚初夜に。「愛人を作ってください」と。
「これは俺からのお願いです。そうでもなければ俺はあなたに申しわけない」
双龍にとってこれは体裁を取りつくろうための結婚でしかなかった。
初音は愕然とするが、彼が本気で云っていることを知って云いかえす。
「愛人なんて作りませんよ。私の旦那さまはあなたひとりだけですから」
生真面目すぎる夫と純真な妻の恋物語。
瀧家に嫁げば初音の家は支援を受けられる――そのための結婚だったが、夫となる双龍(そうりゅう)はだれにたいしても敬語で話す優しそうな美青年で、初音は結婚生活が上手くいくことを確信した……
のも束の間、結婚式を終えるなり双龍は気絶してしまう。
「面目ない。俺は女性が苦手なのです」
そして彼は云う。結婚初夜に。「愛人を作ってください」と。
「これは俺からのお願いです。そうでもなければ俺はあなたに申しわけない」
双龍にとってこれは体裁を取りつくろうための結婚でしかなかった。
初音は愕然とするが、彼が本気で云っていることを知って云いかえす。
「愛人なんて作りませんよ。私の旦那さまはあなたひとりだけですから」
生真面目すぎる夫と純真な妻の恋物語。
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