またたび特急 黒猫城行 〜ひと駅ぶんのやすらぎを〜

ランクイン履歴

ヒューマンドラマ25位(2025/11/08)

ヒューマンドラマ

泉紫織/著
またたび特急 黒猫城行 〜ひと駅ぶんのやすらぎを〜
作品番号
1764866
最終更新
2025/11/10
総文字数
14,702
ページ数
9ページ
ステータス
完結
いいね数
2
ランクイン履歴

ヒューマンドラマ25位(2025/11/08)

※第62回キャラクター短編小説コンテスト「心癒される、猫小説」に応募させていただく作品です。

「猫×列車×駅ごとのやすらぎの時間」のほっこりファンタジー。

【またたび特急】は、悩める人間たちに猫が癒しを提供する電車。
人間界での慌ただしい毎日に、心もからだも疲れ切った人間を招待し、それぞれの求めるものに合ったやすらぎを提供します。
黒猫城行のサービスラインナップはこちら!

ペルシャ猫図書館:何かを知りたい、という知的好奇心を持った者のもとに切符が訪れます。片眼鏡をかけたペルシャ猫の図書館長が、あなたの求めている本を探し出してくれるでしょう。

アメリカンショートヘア市場:孤独で寂しさに溺れそうな者のもとに切符が訪れます。夜空の下、活気のある市場で声高に猫たちがおすすめの商品を紹介。明るく社交的なアメリカンショートヘアの案内猫が一緒にお買いものをしてくれます。

ミヌエット喫茶:悩みごとを誰にも相談できず、ひとりで抱えこんでいる者のもとに切符が訪れます。お茶目でフレンドリーなミヌエットのマダムがあなたの気分に合った料理と飲みものを振る舞い、明るく優しく話を聴いてくれるでしょう。

シャム猫楽団ホール:日々の暮らしに余裕がなく、芸術を楽しむ感性を失ってしまった者のもとに切符が訪れます。幻想的な空間の中で、感受性豊かで気品あふれるシャム猫たちの演奏を特等席で聴くことができます。

ベンガル猫温泉郷:走り続けてきて心もからだも疲れ切ってしまった者のもとに切符が訪れます。水に濡れることを厭わないベンガル猫が魔法で調節している、さまざまな効能の温泉でゆっくり温まってくださいませ。

ノルウェージャンフォレストキャットの森:ひと付き合いに疲れた、人間関係に思い悩む者のもとに切符が訪れます。自然の中で孤独を楽しむソルウェージャンフォレストキャットの管理猫が「おひとりさま」の幸せを教えてくれるでしょう。

黒猫城:先行きに思い悩む者のもとに切符が訪れます。夜目のきく黒猫の女主人が、あなたの先を見通して、ちょっとした人生のアドバイスをしてくれるでしょう。
あらすじ
疲れ果てて終電で帰る女子大生高崎せなは、車内でうとうとしていると、車掌に切符を見せてくれと起こされてしまう。飛び起きると、いつの間にか汽車のコンパートメントの中に閉じ込められていた!またたび特急黒猫城行に乗せられて、淡い光の中を進み、終点黒猫城に到着。そこは猫たちが魔法を使って人間を癒してくれる、楽園のような場所だった。「また疲れたら、いつでもいらっしゃい」
あたたかい癒しのほっこりファンタジー。

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