後宮の嫌われ白蛇妃〜推し活をしていたら愛されちゃいました〜

後宮ファンタジー

碧水雪乃/著
後宮の嫌われ白蛇妃〜推し活をしていたら愛されちゃいました〜
書籍化作品
作品番号
1657221
最終更新
2024/10/07
原題
後宮の嫌われ白蛇妃〜推しのためなら悪意も美味しくいただきます〜
総文字数
156,360
ページ数
11ページ
ステータス
完結
いいね数
126
ランクイン履歴

総合1位(2023/01/20)

後宮ファンタジー1位(2023/01/17)

ランクイン履歴

総合1位(2023/01/20)

後宮ファンタジー1位(2023/01/17)


白き大蛇と生贄花嫁による禁忌の異類婚姻で生まれた『白蛇の娘』には、〝悪意をあやつる異能〟がある――。


十六歳になったばかりの苺苺(メイメイ)は皇太子妃候補として、絶世の美青年と噂の皇太子がおさめる後宮に召集される。
だが肝心の皇太子は病に臥せっており、後宮には不在。

そんな中、苺苺は真珠色の白髪に紅珊瑚の瞳という美しくも特殊な容姿と、生まれながらに持つ〝悪意をあやつる異能〟のせいで不平等な選定の末に〈最下級妃〉の位を与えられて、灰かぶり離宮に押し込められてしまう。

しかし後宮中から〝白蛇〟と呼ばれて明らかに虐げられる日々の中、苺苺は不遇に屈しなかった。
たとえ離宮付きの女官が皆、初日で逃げ出そうともだ。


「はーっ。ここならついうっかり他のお妃様と鉢合わせして、めくるめく後宮の愛憎劇に巻き込まれる心配もありません。極楽ごくらく! じゃじゃーん、できましたわ! 苺苺特製、木蘭様ぬいぐるみ!」


なんと明るく変わり者の苺苺は、最上級妃となった訳あり幼女・木蘭(ムーラン)を推しとして崇め奉り、最近女官の間で流行している妃嬪応援活動――略して推し活を嗜みながら、全力で異能を使って木蘭に降りかかる後宮妃たちの悪意を祓い、離宮生活を謳歌していたのである。

けれどその全力の推し活が、木蘭の秘密――実は皇太子・紫淵(シエン)が〈怪異に巻き込まれた末の姿〉であることを明らかにしてしまい……!?


「君は俺が木蘭の姿ではなくなった途端に態度が変わるな」
「紫淵殿下は推しじゃないです。不合格ですっ」


美貌の皇太子殿下 × 白蛇と虐げられても前向きすぎる最下級妃の、中華後宮シンデレラストーリー。



◆書籍版は加筆し、後日談を加えた内容になっております。

この作品のレビュー

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この作品の感想ノート

『龍の贄嫁』が好きで、その作者である碧水雪乃先生の今作品を拝読しましたが、『龍の贄嫁』のドロドロした陰湿さがなく、推し活という現在の社会現象を中心に展開される物語の進行と、苺苺のポジティブさが相まって、嫉妬から幾度か殺人未遂事件が引き起こされるが、とても明るい印象を与えるストーカーであると思えます。
続編があると記載されておりますので、とても楽しみです。

2023/10/31 00:28

やっぱり雪乃さんの作品は素晴らしいですね。
いつも参考にさせてもらってます。
次の展開が気になって、ハラハラドキドキしながら見ました。

2023/08/24 09:34

この作品のひとこと感想

すべての感想数:196

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