
作品番号 1597919
最終更新 2023/04/01
3度目に、君を好きになったとき
夏伐 碧/著
青春・恋愛
182ページ 完
総文字数/ 82,421
ランクイン履歴:
総合:77位(2021/08/16)
青春・恋愛:27位(2022/08/13)
……消し去りたい過去がある。
忘れたいあの記憶が
知らないうちに無くなってくれたらいいのに。
「俺がその記憶を消してあげようか」
私は、ある人と契約を交わし
いくつかの記憶を消してもらった。
大好きな先輩に嫌われないように。
そして、もっと自分自身を好きになれるように。
……蓮先輩。
先輩の描くあの空を、
ずっと好きでいてもいいですか?
*
何度、この気持ちを消しても
――また君に恋をする。
忘れたいあの記憶が
知らないうちに無くなってくれたらいいのに。
「俺がその記憶を消してあげようか」
私は、ある人と契約を交わし
いくつかの記憶を消してもらった。
大好きな先輩に嫌われないように。
そして、もっと自分自身を好きになれるように。
……蓮先輩。
先輩の描くあの空を、
ずっと好きでいてもいいですか?
*
何度、この気持ちを消しても
――また君に恋をする。
- あらすじ
- 伯王高校に入学した理由は、中学のときから憧れている柏木蓮先輩がいるから。
けれど入学後、先輩にはすでに彼女がいたらしく、傷ついた結衣は先輩への想いを消したいと願うようになる。
そんなとき「俺ならその記憶を消すことができる」と同級生の真鳥に話を持ちかけられ、先輩への恋心を消してもらうことに……。