キセキの気持ちはわからない ―忘れられない想いと電脳つくも神の恋文―
ヒューマンドラマ
完
58
蛙田アメコ/著
- 作品番号
- 1564883
- 最終更新
- 2020/02/10
- 総文字数
- 88,815
- ページ数
- 185ページ
- ステータス
- 完結
- いいね数
- 58
- ランクイン履歴
-
総合7位(2019/07/10)
ヒューマンドラマ10位(2022/06/24)
- ランクイン履歴
-
総合7位(2019/07/10)
ヒューマンドラマ10位(2022/06/24)
この思いが手垢にまみれるくらいならば、いっそ誰にも触れさせずに死んでしまおうと思っていた。それが、真実の愛なのだと。
――そう思っていたから。
すれちがい姉妹
×
電脳つくも神
神様みたいだった姉、神崎奇跡(かんざききせき)の死の真相とは?
死んでしまった特別な姉と凡庸を生きる妹の、切ない恋物語。
――そう思っていたから。
すれちがい姉妹
×
電脳つくも神
神様みたいだった姉、神崎奇跡(かんざききせき)の死の真相とは?
死んでしまった特別な姉と凡庸を生きる妹の、切ない恋物語。
- あらすじ
- 神崎はるかは平凡な大学生だった。神様みたいに完璧だった彼女の姉・神崎奇跡が死ぬ、その日までは。
姉の恋人を名乗るオレンジ髪の女性。
不可解な遺書。
そして姉から遺された人工つくも神、ヒメムラサキ。
すべての想いがかさなるとき、はるかは”彼女”の胸の内に秘められた思いを目撃する。
エモーショナル百合SF。
この作品のレビュー
投稿者:ときわさん
背筋が凍るほど重く深い念
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電脳設定は古典SF色が濃いですが作者の語り口効果か 隣にいるアレクサが怖くなりました、情念を語り出しそうで。 気味が悪いとアレクサを処分しようにも、集積場からあなたの元に戻ってくると作者が行間で囁いた気がして躊躇われます。 情愛は煎じ詰めると怨念になるのかなど考えれば考えるほど分からなくなり、今感じている薄ら寒い感覚が抜けた頃もう一度じっくり読み直そうと思います。
2019/08/01 22:19
投稿者:松尾長明さん
本当は周囲に勧めたいし話題にしたい
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思いがけず恥ずかしい描写に出くわしたので、家族はもちろん顔見知りにもFFにも正直勧めづらい。 趣味嗜好を深読みされそうで。ここにレビュー残すのが精一杯。 タイトル通り気持ちがテーマなので、書店員さんによる真心の手書きポップが似合いそうだと思いました。 ーあなたが思うあなたの気持ちは、真実ですか。 真実の想いに、触れてみませんか。
2019/07/19 14:23
投稿者:マイクさん
背徳感がなんかリアルです
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他人の秘密をのぞき見してしまった感ありなんだけど 現実のニュースや噂と違って後味の悪さとかは感じないで終われた。 ツイとかの短い文だけじゃなく こういうちゃんとまとまった文ていいですね。 ネットにたくさん小説がある中でこれ読めて(知り合いが教えてくれた)よかったです。
2019/07/10 12:36
蛙田アメコさんの書籍化作品
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