15歳、終わらない3分間のレビュー一覧

平均評価星数 ★★★★★ 5.0
★★★★★
感動しました
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生きることの大切を教えてくれるし、希望が見える素敵な物語だと思います!辛くなったときに、読んで、元気をもらおうと思います!

生きることの大切を教えてくれるし、希望が見える素敵な物語だと思います!辛くなったときに、読んで、元気をもらおうと思います!

2017/07/26 17:53
★★★★★
投稿者:Yuinmさん
最高です
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この小説を読んで、仲間や家族の存在って本当に大切だと実感させられました(((o(*゚▽゚*)o))) 感動しましたし、とても引き込まれました! 私も、今の自分を変えたいです。 この小説に勇気をもらって変えます! ありがとうございました!

この小説を読んで、仲間や家族の存在って本当に大切だと実感させられました(((o(*゚▽゚*)o)))
感動しましたし、とても引き込まれました!
私も、今の自分を変えたいです。
この小説に勇気をもらって変えます!
ありがとうございました!

2015/12/17 22:42
★★★★★
投稿者:愛庭ゆめさん
ネタバレ
繰り返される、3分間
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屋上から飛び降りたことが、今までの終わりであり、これからの世界の始まり。

死ぬというものすごい勇気。一歩踏み出せたなら、きっと生きていても踏み出せる。

延々と繰り返される、3分間の中で、それぞれ何かを抱えた五人 。
バラバラな五人だけど、どこか似ていて、どこか自分にも重なった。

死ぬはずだったのに、そうならなかったのは、神さまが弥八子にくれた誕生日プレゼントだったのかな、なんて思っていたり。


15歳も、16歳もあまり違いがわからない。
だけど、確かに大人になってゆく。

個人的にとても大好きな作品です。
何だかとてももやもやするのに、すっきりとしている何ともいえないこの気持ち。
何といったらいいのか。語彙が足りず申し訳ないですが、ほんとに素敵な作品です。
ぜひ、ご一読ください。

2013/07/18 23:43
★★★★★
投稿者:つゆのあめさん
世界にもう一度、こんにちは
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とある少女の飛び降りが、すべての始まり。 一度は世界にばいばいをした少女は、四人のクラスメートと共に教室に閉じ込められる。 三分間で知るそれぞれの事情。 誰もが生きることに悩みを抱き。 誰もが生きることに苦しみを抱き。 誰もが生きることに喜びを抱く。 延々と繰り返される三分間の中で、各々の人生を抱いた物語は圧巻そのものです。 その三分間の中で、きっと自分を見つけ出せる。 これはそんな素敵で不思議な、等身大青春ストーリー。 とてもオススメです、一読してみてください。 等身大の悩みを持った少年少女に共鳴しすること間違いないです。 最後になりましたが作者様、素敵な青春物語をありがとうございました^^ とても勉強になりました! これからも陰ながら応援しております^^*

とある少女の飛び降りが、すべての始まり。
一度は世界にばいばいをした少女は、四人のクラスメートと共に教室に閉じ込められる。

三分間で知るそれぞれの事情。


誰もが生きることに悩みを抱き。

誰もが生きることに苦しみを抱き。

誰もが生きることに喜びを抱く。


延々と繰り返される三分間の中で、各々の人生を抱いた物語は圧巻そのものです。

その三分間の中で、きっと自分を見つけ出せる。

これはそんな素敵で不思議な、等身大青春ストーリー。

とてもオススメです、一読してみてください。
等身大の悩みを持った少年少女に共鳴しすること間違いないです。


最後になりましたが作者様、素敵な青春物語をありがとうございました^^
とても勉強になりました!

これからも陰ながら応援しております^^*

2012/01/23 10:14
★★★★★
投稿者:千原 奏実さん
青い溜め息
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灰色のモヤモヤを持て余す15歳。大人になるって、どういうことなのか。ぼんやりしたそれを掴めなくて辟易する想いが此処にあった。 誰もが抱えながら成長してきた暗くて青い想い。 "きっと誰にも理解されないだろうし、話したところで何にもならない" 日々積み重なる灰色の重いもの。だけど本当は誰かに分かってほしくて。"そうだね""頑張ったね"って。頼ったり頼られたり、支えたり支えられたり。 きっと、分かってもらえない時がある。でも分かって欲しいなら、理解されるまで頑張る必要がある。諦めないで、変わろうとする必要がある。 5人の気持ちなんて分からないかもしれない。でも少しだけ、自分の心の痛みに触れるものがあるかもしれない。 大人になるとはどういうことでしょうか きっと答えなんてなくて。でも自分なりの答えは、すぐそこにあったのだろう。

灰色のモヤモヤを持て余す15歳。大人になるって、どういうことなのか。ぼんやりしたそれを掴めなくて辟易する想いが此処にあった。


誰もが抱えながら成長してきた暗くて青い想い。

"きっと誰にも理解されないだろうし、話したところで何にもならない"

日々積み重なる灰色の重いもの。だけど本当は誰かに分かってほしくて。"そうだね""頑張ったね"って。頼ったり頼られたり、支えたり支えられたり。

きっと、分かってもらえない時がある。でも分かって欲しいなら、理解されるまで頑張る必要がある。諦めないで、変わろうとする必要がある。


5人の気持ちなんて分からないかもしれない。でも少しだけ、自分の心の痛みに触れるものがあるかもしれない。


大人になるとはどういうことでしょうか

きっと答えなんてなくて。でも自分なりの答えは、すぐそこにあったのだろう。

2011/10/08 20:55
★★★★★
投稿者:慧里さん
そんな、年頃。
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一つ、歳を取る。 一つ、学年が上がる。 たった、それだけなのに 何も、変わらないのに 何故だか、わからないけど 周りが勝手に大人にさせる。 誰にでも、そんな時があります。 小さな、何気ない変化はきっと誰もが経験する事。 ただ、それだけなのです。 読後、ふっと自分の時は? と、思いたくなる作品です。

一つ、歳を取る。
一つ、学年が上がる。

たった、それだけなのに
何も、変わらないのに
何故だか、わからないけど
周りが勝手に大人にさせる。

誰にでも、そんな時があります。

小さな、何気ない変化はきっと誰もが経験する事。
ただ、それだけなのです。
読後、ふっと自分の時は?
と、思いたくなる作品です。

2011/08/28 13:27
★★★★★
投稿者:月森みるくさん
最高でした
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最高の一言以外言葉が見つかりません。 はまって一気に最後まで読んだ小説は久しぶりです。 見かけじゃわからない個々の悩み。 進んでいくたびに衝撃の連続でした。 悩んでいるのは決して自分だけではなく、みんな同じなんだって気づいた作品です。

最高の一言以外言葉が見つかりません。

はまって一気に最後まで読んだ小説は久しぶりです。

見かけじゃわからない個々の悩み。
進んでいくたびに衝撃の連続でした。

悩んでいるのは決して自分だけではなく、みんな同じなんだって気づいた作品です。

2011/08/21 10:04
★★★★★
投稿者:水野ユーリさん
新感覚
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教室という密室で繰り広げられる、 新感覚青春小説。 主人公の感情の揺れ、 個性豊かな登場人物たち。 友情、仲間、人と人が向き合うこと。 オススメです。

教室という密室で繰り広げられる、
新感覚青春小説。

主人公の感情の揺れ、
個性豊かな登場人物たち。

友情、仲間、人と人が向き合うこと。



オススメです。

2010/11/18 19:33
★★★★★
投稿者:水瀬和奏さん
その一歩を何処へ踏み出すか
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繰り返される3分間 一見いつもの見慣れた教室? 実は得体の知れない空間に閉じ込められた5人…… 特殊な状況に置かれたという設定上、豊富な場面展開も多様な登場人物も、そして時間の経過も描けないにも関わらず。 内容の深さと繊細な描写、そして何よりも作者様の流れるような文体に魅了されました。 こんなに素敵な作品、★5つじゃ足りません! これだけの多くのレビューが物語っております。 是非是非ご一読下さいませ。

繰り返される3分間
一見いつもの見慣れた教室?
実は得体の知れない空間に閉じ込められた5人……


特殊な状況に置かれたという設定上、豊富な場面展開も多様な登場人物も、そして時間の経過も描けないにも関わらず。

内容の深さと繊細な描写、そして何よりも作者様の流れるような文体に魅了されました。


こんなに素敵な作品、★5つじゃ足りません!
これだけの多くのレビューが物語っております。
是非是非ご一読下さいませ。

2010/11/16 13:30
★★★★★
投稿者:織川ともかさん
人は一人で生きてるわけじゃない
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何もできない自分が苦しくて、限界で、屋上から身を投げた弥八子。 ところが、気がつくと教室にクラスメイト4人とともに閉じ込められていた。 しかも、時計は3分間を繰り返し、先に進まない。 いったいなぜ? 彼らは元の世界に戻れるの? ―――― どきどきしながらページをめくっていくと、胸に響く言葉がたくさんあふれていました。 中でも一番私が共感したのは、次の言葉。 『独り”それは孤独とか家族や友人がいないことじゃなくて。 頼ったり、頼られたりする相手がいないこと』 自分の弱さをさらけ出すのは難しい。 でも、勇気を出して誰かに頼れば、案外、助けの手はそこにある。 誰かに頼られれば、自分の価値を見出し誇りに思うことができる。 是非たくさんの方に読んで欲しい作品です。

何もできない自分が苦しくて、限界で、屋上から身を投げた弥八子。

ところが、気がつくと教室にクラスメイト4人とともに閉じ込められていた。

しかも、時計は3分間を繰り返し、先に進まない。

いったいなぜ?
彼らは元の世界に戻れるの?

――――

どきどきしながらページをめくっていくと、胸に響く言葉がたくさんあふれていました。


中でも一番私が共感したのは、次の言葉。

『独り”それは孤独とか家族や友人がいないことじゃなくて。
頼ったり、頼られたりする相手がいないこと』


自分の弱さをさらけ出すのは難しい。
でも、勇気を出して誰かに頼れば、案外、助けの手はそこにある。

誰かに頼られれば、自分の価値を見出し誇りに思うことができる。


是非たくさんの方に読んで欲しい作品です。

2010/09/29 00:35
★★★★★
投稿者:yahagiさん
頼っていいんだ
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ある夏の日の放課後、屋上から飛んだ主人公の弥八子。 飛んだはずだった彼女は、何故か教室の中にいた。 そこで流れる刻は、3分間。 同じ3分間を繰り返しながら、4人のクラスメイトと共に教室に閉じこめられた弥八子は、それぞれの悩みに向き合っていく。 子供でも大人でもない不安定な時期、心の中は不安や悩みで一杯で。 周りはわたしを大人にしようとするのに、わたし自身は何も変わらない、変われていない。 それは誰もが一度は直面する、そして直面してきた瞬間であるはず。 弥八子はあなたの一部で、あなたの一部が弥八子でもある。 心の重荷が少しでも軽く感じられるようになる、そんな作品だと思います。

ある夏の日の放課後、屋上から飛んだ主人公の弥八子。
飛んだはずだった彼女は、何故か教室の中にいた。
そこで流れる刻は、3分間。
同じ3分間を繰り返しながら、4人のクラスメイトと共に教室に閉じこめられた弥八子は、それぞれの悩みに向き合っていく。


子供でも大人でもない不安定な時期、心の中は不安や悩みで一杯で。
周りはわたしを大人にしようとするのに、わたし自身は何も変わらない、変われていない。
それは誰もが一度は直面する、そして直面してきた瞬間であるはず。

弥八子はあなたの一部で、あなたの一部が弥八子でもある。
心の重荷が少しでも軽く感じられるようになる、そんな作品だと思います。

2010/08/06 19:28
★★★★★
投稿者:みずたまりさん
最高です!
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小説を一気に最後までよんだのは、久しぶりかもしれません。 でもとても面白かったです! すぐによんで、もう涙腺崩壊ですよ。はい。 いろんな感情に響く、素敵な内容でした。 これからも頑張ってください。応援しています!!

小説を一気に最後までよんだのは、久しぶりかもしれません。

でもとても面白かったです!

すぐによんで、もう涙腺崩壊ですよ。はい。

いろんな感情に響く、素敵な内容でした。

これからも頑張ってください。応援しています!!

2010/07/16 19:10
★★★★★
投稿者:沖田 円さん
ネタバレ
15歳、3分間
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──学校の屋上
16歳の誕生日、弥八子はそこから飛び降りた

気づいたときには、4人のクラスメイトと共にいた
3分間を繰り返し、進まない、教室の中に──


悩みがない人間なんていない
皆どこかで苦しんで、何かを抱えて、それでも前へ進もうとしている

でもそれは、小さな体で抱え込むには、大き過ぎることもある

変わりたい、でも変われない
悩んで、苦しんで、涙さえ流せなくて

そんなときは、立ち止まってみればいい
立ち止まり、手を伸ばせば、その手を掴む誰かがいる

ひとりでは進めない
だけど、一緒なら、きっと何かが変わるはず

止まることなく過ぎ行く時間を、追いかけるのは大変だけど

ゆっくりと、小さな一歩を踏み出して
もう一度前を向くための「ばいばい」をしよう

そうすればきっと、見上げた空は、さっきまでと少し違う。

2010/05/13 23:34
★★★★★
投稿者:まきろんさん
希望
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誰だって、いつだってぶち当たる壁や悩みがあります。 だけど全てを投げ捨てる前に。 少しだけでいいから、考えてみませんか? 主人公達の心の変化に、時折泣きそうになりながら読みました。 そして思いやる気持ちに胸が熱くなりました。 『希望』って、いつだって捨ててしまったらそこで終わっちゃうから。 最後まで、あきらめないって大事だなって思った私。 前に進めないって思ったときには、辛いなって思った時には。 ちょっとこの作品、読んでみては??

誰だって、いつだってぶち当たる壁や悩みがあります。
だけど全てを投げ捨てる前に。
少しだけでいいから、考えてみませんか?

主人公達の心の変化に、時折泣きそうになりながら読みました。
そして思いやる気持ちに胸が熱くなりました。

『希望』って、いつだって捨ててしまったらそこで終わっちゃうから。
最後まで、あきらめないって大事だなって思った私。

前に進めないって思ったときには、辛いなって思った時には。
ちょっとこの作品、読んでみては??

2010/03/30 21:34
★★★★★
投稿者:築城 夏さん
3分間で得たもの
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身を投げた。 体を打ち付けた、その先にあったのは天国でも地獄でもなく。 出られない、機械的に繰り返される3分間の檻の中だった。 本として手元に置きたいと思ったケータイ小説は、これがはじめてのような気がします。 テーマやその表現の仕方が何よりわたしには響きました。 そして謎めいたストーリーも面白く、ラストがどの時点になるのか、何かが変わるのか、気になって仕方ありませんでした。 このラストでよかった、心から。

身を投げた。
体を打ち付けた、その先にあったのは天国でも地獄でもなく。
出られない、機械的に繰り返される3分間の檻の中だった。



本として手元に置きたいと思ったケータイ小説は、これがはじめてのような気がします。

テーマやその表現の仕方が何よりわたしには響きました。
そして謎めいたストーリーも面白く、ラストがどの時点になるのか、何かが変わるのか、気になって仕方ありませんでした。
このラストでよかった、心から。

2010/02/21 22:13
★★★★★
投稿者:瀬戸加奈さん
不思議。
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SF? ファンタジー? とにかく『なにこれ?』と思うものばかりの展開でした。 SF、ファンタジー要素もあるのに“15歳”という年齢にある、悩みや不安。 そうゆうものが大きく関わって居て、とても楽しめました。 是非、ご一読を。

SF? ファンタジー?

とにかく『なにこれ?』と思うものばかりの展開でした。


SF、ファンタジー要素もあるのに“15歳”という年齢にある、悩みや不安。

そうゆうものが大きく関わって居て、とても楽しめました。


是非、ご一読を。

2010/02/01 11:23
★★★★★
投稿者:雨宮れんさん
ネタバレ
前へ進もう
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全てを終わりにしたいから。
屋上から身を投げた弥八子。

落ちていく瞬間、窓から外を見ていたクラスメイトと目があったような気がして、そして地面に激突した。

気がついた時、彼女がいたのは教室の中。
そして四人のクラスメイトがそこにいた。
なぜか教室の外に出ることができず、閉じこめられた五人。

三分間を繰り返す時計の針。
つながらない携帯電話。

きっかけは弥八子だったのかもしれない。
けれど、教室に閉じこめられた五人は皆、乗り越えなければならない何かを抱えていた。

一人一人の心情が丁寧に描かれた、どこか懐かしい優しさを持つ作品です。ラノベではなくジュブナイル。その言葉がぴったりとはまります。

2010/01/07 20:32
★★★★★
投稿者:天沢祐理架さん
前に進むために
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教室に閉じ込められた5人のクラスメイト。 繰り返す時間。 主人公である弥八子は、一歩を踏み出しました。 「さよなら」をする為に。 だけど目を覚ましたのはいつもの教室。 そこにいたのは、特に親しいわけでもないクラスメイト達。 彼らは戸惑い、疑心暗鬼になりながらも、少しずつ互いの距離を縮めてゆきます。 生きていく中で、一人では抜け出せない迷路に迷い込んでしまう事もあるかもしれません。 そんな時に、一人で頑張るのではなく、心を開く勇気があったら。 プロローグとエピローグの章タイトルは、同じ言葉でも意味が全く異なっています。 10代に限らず、様々な年齢の方に是非読んでいただきたい作品です。

教室に閉じ込められた5人のクラスメイト。
繰り返す時間。

主人公である弥八子は、一歩を踏み出しました。
「さよなら」をする為に。

だけど目を覚ましたのはいつもの教室。
そこにいたのは、特に親しいわけでもないクラスメイト達。

彼らは戸惑い、疑心暗鬼になりながらも、少しずつ互いの距離を縮めてゆきます。

生きていく中で、一人では抜け出せない迷路に迷い込んでしまう事もあるかもしれません。

そんな時に、一人で頑張るのではなく、心を開く勇気があったら。

プロローグとエピローグの章タイトルは、同じ言葉でも意味が全く異なっています。

10代に限らず、様々な年齢の方に是非読んでいただきたい作品です。

2009/12/27 05:34
★★★★★
投稿者:佐崎るかさん
閉じられた教室で
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いつもと同じはずの教室。 とりたてて仲が良いというわけでもないクラスメイト5人。 しかしあることがキッカケとなり、彼らは教室に取り残されてしまう。 本来ならば、決して繰り返すはずのない、時間。 幾度も巡り来る三分間の中で、彼らが打破すべきものとは──? ジュブナイルという言葉がしっくりくる作品。 大人とも言いきれず、だからといって子どもでもない年齢の彼ら。 紆余曲折という言葉にまとめるにはもったいないくらいに、丁寧に葛藤や心情が描かれています。 まるで一本の映画を観ているかのようでした。 悩める15歳の方にこそ、是非読んで頂きたい作品です。 ぜひご一読を。

いつもと同じはずの教室。

とりたてて仲が良いというわけでもないクラスメイト5人。

しかしあることがキッカケとなり、彼らは教室に取り残されてしまう。

本来ならば、決して繰り返すはずのない、時間。

幾度も巡り来る三分間の中で、彼らが打破すべきものとは──?


ジュブナイルという言葉がしっくりくる作品。

大人とも言いきれず、だからといって子どもでもない年齢の彼ら。

紆余曲折という言葉にまとめるにはもったいないくらいに、丁寧に葛藤や心情が描かれています。

まるで一本の映画を観ているかのようでした。

悩める15歳の方にこそ、是非読んで頂きたい作品です。

ぜひご一読を。

2009/12/13 15:37
★★★★★
投稿者:長月イチカさん
ネタバレ
さよならの向こう側に
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踏み出す勇気はあった

だけど変える勇気は
向き合う勇気はなくて

閉じることだけを思ってひとり
さよならの一歩を踏み出した。

そして、進まぬ時間を
4人のクラスメイトと共に過ごすことになる
主人公・弥八子。


同じ時間は決して訪れない。
だけど繰り返す3分間
そこになんの、意味があるのか。

悩んだもの
抱えたもの

それを決して表には出さなかった5人が
何かに惹かれて、導かれて
そうしてみんなで、想いを交わす

触れ合う気持ちも
零す想いも
15歳の、いまだからこそ。

前へ、未来へ

この瞬間は、二度とはこないから。


ココロの奥底にあるものを
そっとやさしく撫でてくれる
すべてが愛しい物語。

今ここに自分が居ることさえも。


生涯において大切な一作に出逢えました。

ぜひ、ご一読。

2009/12/11 12:03
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