捕食者は爪先立ちで、

BL

捕食者は爪先立ちで、
作品番号
1792600
最終更新
2026/09/23
総文字数
26,547
ページ数
5ページ
ステータス
未完結
いいね数
0
 畳に押し付けられる。
 俺の腕を頭上でまとめあげる手は、細くて頼りない。


「依弦、俺がその気になればお前なんて簡単にひっくり返せること、忘れてんじゃねぇだろうな」

「でもしねぇだろ?
お前、オレのこと大好きだもんな」


 得意気に片側の口角をあげて笑う男が、そっと俺に口づける。


「チビの張った罠にかかってんの、誰だよ」



 捕食者が爪先立ちで張り巡らせた罠に、
 俺は気付けなかった。

あらすじ
春日井泰斗《かすがいたいと》【受け】
身長185センチ。強面。体格が良いということ以外、特に目立つことはない。ある一件から依弦の世話係のようなポジションに収まり、毎日翻弄されている。

木爪依弦《きづめいづる》【攻め】
身長162センチ。成績優秀、スポーツ万能、社交的だが決して優等生ではない。授業中は大抵寝ているし悪戯ばかりしている。泰斗に並々ならぬ執着あり。

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