
- 作品番号
- 1782315
- 最終更新
- 2026/06/14
- 総文字数
- 129,214
- ページ数
- 111ページ
- ステータス
- 完結
- いいね数
- 25
- ランクイン履歴
-
総合9位(2026/06/22)
和風ファンタジー5位(2026/06/19)
家族から名前すら呼ばれずに育った少女・透子。
名家の娘でありながら、姉の影に隠れ、婚約者さえ姉に奪われても何も言えなかった彼女には、人の胸に沈む孤独や痛みが色のように見えるという不思議な力があった。
そんな透子のもとへ舞い込んだのは、陰陽寮を束ねる若き当主・南雲宵との縁談だった。
冷酷無慈悲。性格最悪。人の心がない。そんな噂で知られる宵は、初対面の透子へ微笑みながら告げる。
「僕のこと、好きになったら離婚だよ」
美しく、意地悪で、誰よりも近寄りがたい男。
けれど透子には見えてしまった。彼の奥深くに沈む、あまりにも痛々しい孤独が。
誰にも愛されたくない男と、誰にも必要とされなかった少女。
決して交わるはずのなかった二人は、呪いや穢れが蠢く帝都で共に暮らし始める。
──これは、誰にも必要とされなかった少女と、誰にも愛されたくなかった男が、たったひとりの名前を呼び合うまでの物語。
名家の娘でありながら、姉の影に隠れ、婚約者さえ姉に奪われても何も言えなかった彼女には、人の胸に沈む孤独や痛みが色のように見えるという不思議な力があった。
そんな透子のもとへ舞い込んだのは、陰陽寮を束ねる若き当主・南雲宵との縁談だった。
冷酷無慈悲。性格最悪。人の心がない。そんな噂で知られる宵は、初対面の透子へ微笑みながら告げる。
「僕のこと、好きになったら離婚だよ」
美しく、意地悪で、誰よりも近寄りがたい男。
けれど透子には見えてしまった。彼の奥深くに沈む、あまりにも痛々しい孤独が。
誰にも愛されたくない男と、誰にも必要とされなかった少女。
決して交わるはずのなかった二人は、呪いや穢れが蠢く帝都で共に暮らし始める。
──これは、誰にも必要とされなかった少女と、誰にも愛されたくなかった男が、たったひとりの名前を呼び合うまでの物語。
- あらすじ
- 家族から名前すら呼ばれずに育った少女・透子は、陰陽寮を束ねる若き少将・南雲宵に嫁ぐことになる。
「僕のこと、好きになったら離婚だよ」
そう告げる美しくも意地の悪い夫。しかし透子には、人の胸に沈む孤独や痛みが色のように見えていた。そして誰よりも深い孤独を抱えていたのは、他でもない宵だった。
これは誰にも必要とされなかった少女と愛を恐れる青年が、互いの名前を呼び合うまでの物語。
この作品のレビュー
投稿者:花籠しずくさん
名前を呼ばれる喜び
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結婚をすれば「奥さん」になり、子どもが出来れば「お母さん」になる女性の名前。家族から空気のように扱われ、名を呼ばれることのなかった主人公が、この物語では少しずつ成長していきます。名を呼ばれぬことの苦しさ。名が、呼ばれることの喜び。それを丁寧に綴った作品です。
2026/06/14 06:06
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