和風ファンタジー
完
羽生うさぎ/著

- 作品番号
- 1753781
- 最終更新
- 2025/11/10
- 総文字数
- 46,148
- ページ数
- 9ページ
- ステータス
- 完結
- いいね数
- 2
【こちらはマンガシナリオです。】
つぐみ…16才の文渡し。12才の時に異父姉のひばりとともに地方の農村から借金のカタに中鈴屋に身売りされる。
赤ら顔と虚弱体質のせいで遊女にも芸者にもなれなかったが、唯一、文字の読み書きができたので廓の『文渡し』として顧客への代筆とゆうびんを請け負う。
ひばり…18才。中鈴屋で傾城太夫と呼ばれる器量良し。
つぐみが生まれた時に母が亡くなったことを恨みに思っており、太夫として出世してもつぐみを家来のように侍らす。
自分の魅力になびかない鷹次郎に恋をしている。
鷹次郎…銀行屋の次男坊で帝都医学校の学生。
オランダの軍医を接待する席で中鈴屋に行った際にひばりに接客されたことがある。
その後、ひばりからの手紙に心打たれてお座敷に呼んで話をするが、思い描いていた女性像とかけ離れていたのでショックを受ける。
鷲男…中鈴屋の跡取り息子。つぐみと同じ醜い赤ら顔をしているが、心が純粋で優しい大男。
ひばりに恋をしているが、相手にはされていない。
つぐみ…16才の文渡し。12才の時に異父姉のひばりとともに地方の農村から借金のカタに中鈴屋に身売りされる。
赤ら顔と虚弱体質のせいで遊女にも芸者にもなれなかったが、唯一、文字の読み書きができたので廓の『文渡し』として顧客への代筆とゆうびんを請け負う。
ひばり…18才。中鈴屋で傾城太夫と呼ばれる器量良し。
つぐみが生まれた時に母が亡くなったことを恨みに思っており、太夫として出世してもつぐみを家来のように侍らす。
自分の魅力になびかない鷹次郎に恋をしている。
鷹次郎…銀行屋の次男坊で帝都医学校の学生。
オランダの軍医を接待する席で中鈴屋に行った際にひばりに接客されたことがある。
その後、ひばりからの手紙に心打たれてお座敷に呼んで話をするが、思い描いていた女性像とかけ離れていたのでショックを受ける。
鷲男…中鈴屋の跡取り息子。つぐみと同じ醜い赤ら顔をしているが、心が純粋で優しい大男。
ひばりに恋をしているが、相手にはされていない。
- あらすじ
- 時は明治。新政府が近代化を進めようとしている激動の時代。
借金のカタに帝都の遊郭に売られた姉のひばりとつぐみの異父姉妹。
ひばりは美貌を武器に中鈴屋の太夫になるが、つぐみは醜い赤ら顔のせいで遊女たちの下働きや文渡しをさせられていた。
ある夜、ひばりに脅されて鷹次郎に文渡しをするために阪本家を訪れたつぐみは、これまでの人生が変わる出会いをする。
✢✢「誠に恋は罪悪でござんすね。」✢✢
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