流星サマーソルト

ランクイン履歴

総合16位(2025/06/21)

青春・恋愛5位(2025/06/19)

BL

atokobuta/著
流星サマーソルト
作品番号
1753716
最終更新
2025/06/26
総文字数
88,615
ページ数
9ページ
ステータス
完結
いいね数
163
ランクイン履歴

総合16位(2025/06/21)

青春・恋愛5位(2025/06/19)

「きみはみんなの願いを託される流星になるんだ」

大学二年生の棒高跳選手、雷堂昂生(らいどうこうき)は、プレッシャーに弱く、大会で実力を発揮できていなかった。加えて雷堂は指導者である須貝(すがい)コーチに密かに想いを寄せていたが、既婚者のコーチにアプローチできるはずもなく、気持ちの整理をつけられずにいた。

そんな彼の前に、陸上専門誌の記者・真野大地(まのだいち)が全国大会までの密着取材のために現れる。
おおらかで優しい真野は、「きみの跳躍は流星のように綺麗だよ」と雷堂の長所を見つけ、寄り添ってくれる。真野が真摯に紡ぐことばを道標にして雷堂は試合への不安や過去の恋を乗り越えられるようになっていく。

いつしか恋に落ちた雷堂は真野との距離を縮めていくが……

まわりの応援に背中を押されて、流星のように空を跳ぶ。
きらめく跳躍と爽やかな恋が交差する、甘くて眩しい青春BL。

◆年下受×年上攻
◆強気×健気なツンデレ受/おおらかな癒し系攻
◆甘え下手な仔犬系受が、恋に落ちて素直になっていくもだきゅんストーリー
◆記者×大学生アスリート、真夏のきらめきと恋が交差する青春BL!

表紙は大鷲さん( https://x.com/owsup1/)に製作していただきました。

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あらすじ
大学二年の棒高跳選手・雷堂は、プレッシャーや過去の片想いに悩んでいた。全国大会に向けた密着取材で出会った年上記者・真野の真摯さに触れ、彼に恋をする。

きらきらとした青春が空を駆ける。跳躍と恋が交差する、甘くて眩しい青春BL。

この作品のレビュー

★★★★★
投稿者:tangoさん
ネタバレ
まっすぐ努力することの尊さ
レビューを見る

2025/10/12 04:28
★★★★★
投稿者:どっちんさん
清々しい読後感
続きを見る

初心だったり、臆病だったり、おそるおそるといった主人公達の歩み寄りに、「な、なんとかなれー!」と焦れながら、もだキュンを味わえました。 棒高跳びにフォーカスをあてた作品で、専門的で詳細な描写ながら、置いていかれることなく、スポーツに明るくなくても情景を描きやすく読みやすいです。 学生だけではなく大人も巻き込んだアツい青春を、是非!

2025/06/15 14:46

この作品の感想ノート

スポーツ×青春のさわやかさをガッツリ楽しませていただいて、最高でした!

雷堂くんのまっすぐなアプローチに、ふわふわ真面目な雰囲気の真野さんがしっかりトキめいてるところがとっても好みで、二人ともめちゃくちゃ可愛かったです。
緊張感みなぎる競技描写に、終盤は手に汗握る思いで読み進めましたが、無事に恋人同士になれて本当に良かった…!

お話は一区切りですが、まだまだ始まったばかりの二人なので、真野さんが別の選手を取材したりしたら雷堂くんは少しヤキモチ妬いちゃったりするのかな〜なんて、今後のことをいろいろ想像しちゃいます。

素敵なお話をありがとうございました!

tangoさん
2025/10/12 03:26

雷堂くんと真野さんの恋と、主人公である雷堂くんの成長物語が奇麗に噛み合って一つの結末に行きつく様があまりにも美しくて目頭を熱くしながら読み終わりました...!
真野さんが雷堂くんにとって無二の存在になっていく過程と2人のもどかしい様子が可愛くてドキドキしながら見守っていたのも束の間でクライマックスの大会での場面に進んだ頃には私も二人を応援する観客の一人になっていました...。それほどに大会場面での臨場感とそこに行きつくまでの丁寧なストーリーの作り込みに驚いています。
雷堂くんと真野さんが一心同体になった瞬間は言葉で言い表せないくらいに高揚しました!
素敵な作品を読ませていただき、また出会えたことがとても嬉しいです。
執筆本当にお疲れ様でした!

まつさん
2025/06/26 01:01

「流星サマーソルト」拝読させていただきました!
最初の雷堂くんの須貝コーチへの想いにどうやっても実る事のない恋という切なさを覚え、そして、最初は不信感を抱いていた真野さんへどんどんと心を開いていき、信頼から恋愛感情へと変化していくその細やかな感情の変化にとてもドキドキしながら読ませていただきました。
三章の真野さんへの気持ちに気が付いた雷堂くん、そしてデートに誘った後の甲斐甲斐しい雷堂くんなど、初心さと強引さ、そして若いが故の真っ直ぐなアプローチがとても可愛くていじらしく、時にカッコ良くて、須貝コーチへの苦い初恋があったからこそこの恋成就して欲しい、という気持ちで見守らせていただきました。

一方の真野さんもまた取材対象からスタートし、どんどんと雷堂くんのいろんな面を知る事でお兄さん、年上ポジションから感情が変化していき、自身の気持ちにはっきり気が付いてからの……練習ノートのくだりは切なさで胸がきゅっとしました。
取材対象に対して抱く恋心、大人だからこその線引き、そして不安。そう言った感情で一喜一憂してしまう真野さんの気持ちに切なくなったりまた応援したくなったりしました。

棒高跳びという教義について、オリンピックなどで競技を見る事はあってもその練習や選手が飛ぶときにどこを気にしながら飛ぶのか、というのは今まで考えた事がなくこちらの作品を拝読してとてもその描写が巧みで、またスポーツに対して無知な私でもわかり易く書いてあり凄く助かりました。

ラストの章の大会でのシーンは本当に目の前で雷堂くんが飛ぶかのような臨場感を伴って脳内スクリーン映し出され、とてもドキドキと固唾を飲んで応援させていただきました!
そして、二人の気持ちが重なるシーンにはもう胸がいっぱいになり、感動しました。

このまま末永く二人は一緒にいてくれると嬉しいな、と思う素敵な作品を拝読させていただき、感無量です。
ありがとうございました!!

れいじさん
2025/06/18 10:16

この作品のひとこと感想

すべての感想数:66

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