消えたい君とただの僕　天智学／著

感想ノート、失礼します。

ルナの強烈な願い事から始まった物語に、一気に引き込まれました。
明るさの象徴のようなルナの闇に触れる度に、無気力に生きていた光が成長していて、これこそが青春だと思いました。
人の暖かさを知らないから逃げたくなるし、知ったら失うことが怖くなる。
だから、生きたいけれど……というルナの葛藤が、とても切なかったです。
だけど、それをまるごと包み込む光のまっすぐな愛。
それが爆発したラストシーンは、とても魅力的でした。
君が生きたいと願う未来を。
何年、いや、何十年も彼らが穏やかで幸せな日々を過ごせることを願っています。

素敵な物語を、ありがとうございました！

碓氷澪夜さん

2025/05/03 00:30

拝読させていただきました。まず、素敵な作品をありがとうございます。冒頭から引き込まれるヒロインのセリフ。その言葉を受けて主人公が苦悩しながらも行動する描写やヒロインを想う気持ちがしっかリ伝わったと思います。最後のシーンの二人の会話が物語の全てかなと思いました。ネタバレになってしまうので、多くは語れませんが、是非、読んで頂きたい作品でした。

りた。さん

2025/03/21 00:08