- 作品番号
- 1739470
- 最終更新
- 2024/11/30
- 総文字数
- 31,999
- ページ数
- 14ページ
- ステータス
- 完結
- いいね数
- 8
- ランクイン履歴
-
異世界ファンタジー27位(2024/12/24)
ファンタジー29位(2024/12/24)
とあることをきっかけに、乙女ゲーム“霖雨蒼生(りんうそうせい)の姫君”の世界に迷いこんでしまった雫音は、生まれ持った特異な体質がある。
それは“雨女”であること。
嬉しい時、楽しい時、心躍る時には特に、いつも決まって雨が降った。
そんな体質のせいで周囲から疎まれ、自らも壁を作って生きてきた雫音だったが、雨が降らず日照りが続いていた乙女ゲームの世界で、雫音は雨女神様として讃えられ、感謝されることになる。そして、そんな雫音を巡って、四つの国で様々な陰謀が渦巻くことになり……。
「アンタってさ、ずっと人形みたいに感情のない顔してるじゃん。今みたいに笑ったり、それこそ、もっと怒ったり悲しんだりしてもいいんじゃないの?」
これは、死にたがりの少女が、四つの国を旅しながら恵みの雨をもたらし、自分自身の存在意義を求め、人の心に触れ、愛を知っていく。――そんな物語。
※和風恋愛ファンタジー×雨女の話になります。
コンテスト応募にあたり、物語の結末は長編に改編することを見越しての内容となっています。
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