ありがとう。人殺しの大学生たち

ヒューマンドラマ

矢田川いつき/著
ありがとう。人殺しの大学生たち
作品番号
1735893
最終更新
2024/10/21
総文字数
89,370
ページ数
10ページ
ステータス
完結
いいね数
5
ランクイン履歴

ヒューマンドラマ12位(2024/10/27)

ランクイン履歴

ヒューマンドラマ12位(2024/10/27)

第9回スターツ出版文庫大賞【“アンチ青春"エンタメ部門】応募作です。
あらすじ
『赤嶺舞を殺したやつは、誰だ?』
大学のゼミ合宿で山奥のペンションに来た真斗たちは、突如来たメールに戦慄する。
赤嶺舞。
彼女は、約二年前に大学近くで焼死体で発見された同期のゼミ生だった。
この中に彼女を殺した犯人がいる。
正体不明のメールの送り主によって罪の償いを強要されるとともに、後ろ暗い過去が暴かれ、精神的に追い詰められていく真斗たち。
悪事と本性が晒された先にある真実とは……?

この作品のレビュー

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この作品の感想ノート

感想ノート、失礼します。

とんでもないクローズド・サークル始まった!!と一気にワクワ……ではなく、ひやひやしました……!
1人ずつ隠していること、隠してきたことが明るみに晒され、疑心暗鬼になり……という展開、最高すぎました!
彼女が一体、なにをしたっていうんだ!!ってくらい、彼女の人生が壮絶すぎて、すごく苦しいです……
やってしまった過去は消えないけれど、過去を清算した彼らが、胸を張って生きていけることを願うばかりです。

素敵な物語を、ありがとうございました!

2024/11/10 22:42

感想失礼いたします!
閉じ込められて秘密が暴露されていく…というまさに極限状態の中で、それぞれ自分自身やその罪と向き合うことになる大学生たち。各人物のキャラが立っていたので、かけ合いのテンポがよくエンタメ性に富んでいました。
また、一人称視点で各人物をクローズアップして掘り下げているところも、それぞれの背負う過去や本心に読み手が自然と寄り添うことができるので素晴らしいと感じました。
謎が謎を呼ぶミステリーとしての側面とひりつくようなサスペンス性、それらが織り成す意外な展開の数々に終始惹き込まれ、次から次へと読み進める手が止まりません。
分かり合えないとしてもそれは罪じゃない、というメッセージ性、そして最後の真斗の言葉がとても印象的でした。
読後、タイトルの意味が分かると、そこに込められたあの人の気持ちが見えてきてじわじわと効いてくる感じがとても素敵です…!
長々と偉そうにすみません…。これからも応援しております!
素敵な作品をありがとうございました♡

2024/10/24 17:49

作品拝読しました。
ネタバレを避けるために詳しくは書きませんが、ドキドキとハラハラ、そしてキャラクターの内面の描き方も話の構成もとても丁寧で、思わずのめり込んで読んでいました……!
これすでに書籍化されてません!?って思うレベルです……。ミステリーまでおもしろく書ける、いつきさんの凄さに悔しさ通り越して拍手です😂
これからも応援しております!
素敵な作品をありがとうございました!

2024/10/24 00:00

この作品のひとこと感想

すべての感想数:3

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