何にもできない芽は枯れそうなひまわりと出会う

青春・恋愛

沖宮綾華/著
何にもできない芽は枯れそうなひまわりと出会う
作品番号
1722465
最終更新
2024/05/01
総文字数
113,999
ページ数
272ページ
ステータス
完結
いいね数
1

「何にもできない一花」
「お人よしバカ」

そう言われていたあたしは、いじめられても抵抗しなかった。

ただ幼なじみの傍にいたかった。
ひとりになりたくなかった―。

「あの写真に一目ぼれしたんだよ、俺は」
「自分のやりたくないことから離れたっていいんだよ」
「それに浅咲は何にもできないヤツじゃない」

転校生の塩尾瀬が言う言葉に、あたしは希望を見出していく。

時間がかかってしまったけど、あたしは…友達じゃなくて、恋愛の意味で塩尾瀬が好きなんだ…。

でも、


「俺、自分がまだアイツのこと好きだったんだって気付いた」

その言葉を聞いたあたしは―……。

あらすじ
幼なじみに言いたいことを言えず「何にもできない一花」を卒業できない浅咲一花はある日転校してきた塩尾瀬と出会い、園芸部を勧められ入部することになる。塩尾瀬の言葉に救われた一花は自分にできることを頑張ろうと決意するが、実は塩尾瀬もまた一花と出会ったことによって変わっていた―。ようやく塩尾瀬が好きだと気づいたが、塩尾瀬から「友達のままでいたい」と言われてしまう…。

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