
- 作品番号
- 1720344
- 最終更新
- 2024/04/16
- 総文字数
- 97,419
- ページ数
- 24ページ
- ステータス
- 完結
- いいね数
- 95
- ランクイン履歴
-
総合25位(2024/07/26)
青春・恋愛11位(2024/07/25)
「第3回 きみの物語が、誰かを変える。小説大賞」大賞受賞作品
2024.12.28 書籍化
※書籍版とWEB版で内容が異なります
- あらすじ
- 冬のある早朝、僕は灯台の上でクラスメートの秋永音子と遭遇する。どうやら彼女は飛び降りに来たらしい。
自分が嫌な気持ちになりたくないという一心で彼女の飛び降りを阻止すると、その日を境に夜明け前に彼女から呼び出しがかかるようになった。
決まっていつもの公園で他愛もない会話をしながら朝が来るのを待つ僕と彼女。しかし、彼女にはある秘密があって――。
色彩を帯びていく世界で必死に足掻く青春恋愛小説。
この作品の感想ノート
少し前、サイト内のコンテストで入賞しているのを見かけてずっと気になっていた作品で、読ませていただきました!
読ませていただく中で印象に残ったのが住野よる先生の作品「君の膵臓をたべたい」を思い出させるものがあるなと感じました。文章表現能力の高いところ、二人で旅行に行くところがどこかあの作品と重なる部分があるなと。ただし、旅行で近づく距離感や双子ならではの悩み、二人の尊さ、はこの作品ならではの魅力だと思います。
この物語の深みがすごく考えさせられるものになっていて本当にすごい作品だと思っています。正直どうしたらこんな物語を書けるんだろうと思うほどです!
これからの活動に期待を膨らませています!
応援してます。読ませていただきありがとうございました。
読ませていただきました。
文章表現が素敵で、世界がとてもリアルでそれでいて美しく描写されていました。
音子のことがだんだんとわかっていくと、その中で今の音子があるのが奇跡的だと思いました。私だったらこんないい子に育たないと思います。
また、主人公の抱える悩みも読み進めると重いものだとわかり、苦しい境遇を抱えた二人が出会ったことで、少しずつ惹かれ合い、距離感が縮まっていく様子が丁寧なのにテンポよく描かれていて、引き込まれました。
二人はどうなってしまうんだろうとページが進むごとに気になり、読むスピードが上がりました。
音子だからわかっただろう、主人公の正体には驚かされ、そうだったのかと納得もさせられました。
主人公は一歩を踏み出せました。
音子の境遇は変わらないかもしれないけれど、二人でいればより幸せになれる。
そう信じられる二人はきっと幸せになると思います。
灯台に始まり、灯台に終わるのも素敵で、二人の見えている景色は物語の始めとはまた変わったのだろうと思わされます。
素晴らしい青春小説をありがとうございました。
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