アンドロイドは迷えない

SF・冒険

アンドロイドは迷えない
作品番号
1718709
最終更新
2024/03/08
総文字数
28,186
ページ数
9ページ
ステータス
完結
いいね数
8
 高校生の主人公:心優(こころ)は、大雨の日の下校中、通学路にある山に青年型アンドロイドが捨てられているのを発見してしまう。
 放っておくことができず、捨てられたばかりのアンドロイド:琉夏(るか)を、亡き祖母の屋敷に招き入れた。

 不安そうな琉夏に、心優は、“アンドロイドの知らない事実”である『捨てられたアンドロイドが7日後に迎える結末』、実質の死について説明する。
 回避するためには、新しいマスターと契約しなければいけないこと。
 そして――自分がその新マスターになりたいことも。

 琉夏が元マスターのことを愛しているのはわかっている。
 それでも心優は、琉夏に死んでほしくない。
 琉夏を生かすために、琉夏のマスターになりたい。

 愛し合えなければ、マスターになれないのならば。
 誰よりも君を、愛してみせよう。そうして君の愛を、私に向けてみせる。

この作品のレビュー

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この作品の感想ノート

アンドロイドに興味がないように見せかけて、瑠夏くんには死んでほしくなくて、新しいマスターに立候補する。
心優ちゃんのその気持ちの変化となったきっかけが不透明のように感じてしまいましたが、それだけ、瑠夏くんに惹かれるところがあったのかなとも思いました。
そこからたった一週間、2人だけの時間が始まって、心優ちゃんがどんどん瑠夏くんに恋をしている様子が伝わってきて、このまま2人で穏やかな日々を過ごすのだと思っていました……
『アンドロイドは迷えない』
それでも心優ちゃんの傍にいたのは、愛なのか、優しさなのか。
それは最後の1行が教えてくれた気がします。
素敵な物語を、ありがとうございました!

2024/04/05 08:12

ふぉぉ、笑顔になった!
どういう情緒!?
どういう学習の結果!?
困った、続きが気になります!

2024/02/25 22:30

この作品のひとこと感想

すべての感想数:3

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