月華の絃~今宵、水龍の旦那様と運命の契りを~

あやかし・和風ファンタジー

琴織ゆき/著
月華の絃~今宵、水龍の旦那様と運命の契りを~
作品番号
1703921
最終更新
2023/09/13
総文字数
163,403
ページ数
117ページ
ステータス
完結
いいね数
131
ランクイン履歴

総合7位(2023/09/17)

あやかし・和風ファンタジー3位(2023/09/04)

ランクイン履歴

総合7位(2023/09/17)

あやかし・和風ファンタジー3位(2023/09/04)


特別連載

『月華の絃~今宵、水龍の旦那様と運命の契りを~』

※上記は連載時のタイトルです。九月刊の書籍タイトルは別のものになります。
※こちらは改稿前の内容となります。
※毎週水曜日17時更新です。



あやかしの能力を引き継ぐ“継叉”の一族にもかかわらず、その能力を持たずに生まれた絃。
くわえて妖魔を引きつけてしまう呪われた体質を持っていたために、とある悲劇を引き起こしてしまう。

「わたしのせいで大切な人が傷つくのは、もう見たくない……」

その事件をきっかけに、絃は強力な結界に引きこもるように。
以降十年間、外界を遮断した生活を送っていた絃だが、十八歳になったある日、突如政略結婚の話が舞い込んでくる。

相手は、水龍の能力をもつ最強軍士──冷泉士琉。

絃は悩んだ末、「こんな自分でもお役に立てるなら」とその縁談を受ける決意をする。
どんなひどい目にあっても覚悟のうえであったのに、思いがけず士琉は、絃にあふれんばかりの愛を伝えてくれて──?

「どうして士琉さまは、そんなにもわたしを想ってくださるのですか……っ」

自分を愛してくれる理由を見出せず、なかなか受け入れられずにいた絃だが、
士琉とは在りし日にとある約束を交わしていたことを知る。

その約束とは──


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