猫の私が過ごした、十四回の四季に

ヒューマンドラマ

百門一新/著
猫の私が過ごした、十四回の四季に
作品番号
1670762
最終更新
2022/06/18
総文字数
40,314
ページ数
64ページ
ステータス
完結
いいね数
4
これは、猫の「私」の物語。

これは生に執着のなかった『私』が、初めて生にしがみつきたいと強く願うまでに人を愛した、人間の家族と過ごした十四回の四季を綴った物語だ。

ああ、どうかもう少し、ああ最期に一目は、と――

「私」は、今になって、こんなにも生にしがみついている。
あらすじ
「私」は、捨てられた小さな黒猫だった。愛想もない野良猫だった私は、ある日、一人の人間の男と出会った。彼は雨が降る中で、小さく震えていた私を迎えに来て――共に暮らそうと家に連れて帰った。

それから私は、その家族の一員としてと、彼と、彼の妻と、そして「小さな娘」と過ごし始めた。何気ない日々を繰り返す中で愛おしさが生まれ、愛情を知り……けれど私は猫で、「最期の時」は、十四回の四季にやってくる。

この作品のキーワード

この作品のレビュー

この作品には、まだ投稿されていません。

この作品の感想ノート

この作品には、まだ投稿されていません。

この作品のひとこと感想

すべての感想数:6

この作品をシェア

この作品を見ている人にオススメ

読み込み中…

pagetop