僕が君を忘れるための、八月の泥棒。

作品番号 1605089
最終更新 2020/08/20

僕が君を忘れるための、八月の泥棒。
恋愛・青春

21ページ

総文字数/ 116,800

七月七日の催涙雨が、前日から飾られていた短冊を泣かせた日。
僕達の小さな街に、『忘れん坊の泥棒』がやってきた。
その泥棒は気に入らないものを拒絶して、盗んでしまう。
オムライスのピーマンだって、七夕の日の雨だって。初恋の女の子だって、みんな盗んでしまう。
盗まれたものは行方知れず。ただ世界はその存在を忘れて、なかったことになってしまう。
「だから世界は優しくない」と彼女は言って、僕に問いかける。

──一緒に、優しい世界を探してくれませんか?

 泥棒、天月、僕がそれぞれ抱く、三つの秘密。それぞれが切なく絡み合い、物語は終わった後から始まる。
 これは、ひねくれ者の「僕」と、『優しい世界』を探す冷たい少女──天月詩乃が、小さな都市伝説を巡って歩んだ、青くて苦い恋の物語。
あらすじ
 七月七日の催涙雨が、前日から飾られていた短冊を泣かせた日。
 僕達の小さな街に、『忘れん坊の泥棒』がやってきた。
 その泥棒は気に入らないものを拒絶して、盗んでしまう。
 ピーマンだって七夕の日の雨だって。
 盗まれたものは世界に忘れられて、なかったことにされてしまう。

 これはひねくれ者の僕と、『優しい世界』を探す冷たい少女。
 天月詩乃が、小さな都市伝説を巡って歩んだ、青くて苦い恋の物語。

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