bond~そして僕らは二人になった~

作品番号 1600363
最終更新 2020/05/10

bond~そして僕らは二人になった~
ヒューマンドラマ

134ページ

総文字数/ 129,914

数値で幸せが確約された恋愛が正しいのか。
自分の気持ちを貫いた恋愛が正しいのか。
近未来(二〇五一年)を舞台にしたお話。

・作中に出てくるbond(ボンド)について

①bond(ボンド)とは
英語で「結合」を意味する「bond」が由来。
ボンドは人が血漿中に持っているもので、異性との繋がり、結びつきの強さをしめす情報源である。そのため相性の良いボンド同士で結婚すると、将来幸せになれると言われている。

②bond(ボンド)の特徴
(1)男性と女性ではボンドは異なる
男性のボンドは陽性を帯び、女性は陰性を帯びている。そのため男女で同じボンドになることはあり得ない。
(2)ボンドの種類。
男女それぞれ五種類ずつ見つかっている。
男性
水素型(1-1)、リチウム型(2-1)、ベリリウム型(2-2)、ナトリウム型(3-1)、マグネシウム型(3-2)
女性
フッ素型(2-1)、酸素型(2-2)、窒素型(2-3)炭素型(2-4)、塩素型(3-1)
(3)ボンドの仕組みについて
ボンドについては化学の授業でならう、化学結合の知識が基になっていると言われている。(以下、例を挙げて説明)

・男性が水素型(1-1)、女性がフッ素型(2-1)の場合。
(わかりやすくするため、不対電子という言葉を手に置き換えます)
水素は手を一つ持っている。一方でフッ素も手を一つ持っている。
そのためお互いの手を共有する(繋ぐ)ことで安定できる。
この状態は安定しており、強固なので幸せになれると言われている。

・男性が水素型(1-1)、女性が酸素型(2-2)の場合。
水素は手を一つ持っている。一方で酸素は手を二つ持っている。
水素は酸素と手を共有する(繋ぐ)ことで安定できる。
しかし酸素は手が一つ余ってしまう。その為、水素のような手を一つ持っているボンドと手を取る(繋がる)ことができてしまう。
要するに酸素型は水素型の人と結ばれるけど、別の水素型とも手を繋ぐことができるので不倫しやすい型なのである。

・酸素型が不倫しにくい相手とは?
酸素型(2-2)が不倫しにくい相手はベリリウム型(2-2)かもしくはマグネシウム型(3-2)と言われている。
あらすじ
異性との繋がりや結びつきの強さを示す鍵となる情報源、通称「ボンド」が恋愛をする上で欠かせない情報となっている二〇五一年。ニ十歳未満の人間に初めてボンド検査が行われた。しかし太一のボンド結果は、誰とも結ばれないと言われる「ゼロ型」。そのせいで、ようやく付き合えた女の子にも振られてしまうことに。
最悪の状況の中、放課後の教室で同級生の紗雪に驚くべきことを言われる。

「私と付き合ってほしいの」

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