BL
完
椿原守/著

- 作品番号
- 1759894
- 最終更新
- 2025/09/25
- 総文字数
- 39,445
- ページ数
- 8ページ
- ステータス
- 完結
- いいね数
- 28
きっかけは、クラスメイト・篠宮律が昼食の弁当を忘れたことだった。
陽向が手作りの弁当を半分こすると、律は感動したように「うまい」と呟く。
そんな矢先、陽向は先生から「修学旅行に行くつもりなら、三か月後に十万円を準備しろ」と告げられる。
父を亡くし、体調を崩している母を支えながら五人の弟たちの面倒をみている陽向には、とても用意できる額ではない。
途方に暮れる彼に、律が提案する。
「佐伯さ、期間限定のバイトする気ない?」
その内容は──
お弁当を作って渡すたびに、千円が支払われるというものだった!?
* * *
家庭の温もりに飢えたひとりっ子美形・篠宮律(しのみやりつ)×兄弟の多いワンコ系長男・佐伯陽向(さえきひなた)の恋物語。
陽向が手作りの弁当を半分こすると、律は感動したように「うまい」と呟く。
そんな矢先、陽向は先生から「修学旅行に行くつもりなら、三か月後に十万円を準備しろ」と告げられる。
父を亡くし、体調を崩している母を支えながら五人の弟たちの面倒をみている陽向には、とても用意できる額ではない。
途方に暮れる彼に、律が提案する。
「佐伯さ、期間限定のバイトする気ない?」
その内容は──
お弁当を作って渡すたびに、千円が支払われるというものだった!?
* * *
家庭の温もりに飢えたひとりっ子美形・篠宮律(しのみやりつ)×兄弟の多いワンコ系長男・佐伯陽向(さえきひなた)の恋物語。
- あらすじ
- 家庭の温もりに飢えた篠宮律(しのみやりつ)と兄弟の多い長男の佐伯陽向(さえきひなた)の恋物語。
* * *
──このままでは修学旅行に行けない。
女手一つで苦労している母に頼らず、なんとか費用を工面したいと思っていた陽向に、律がある提案をしてきた。
「俺に弁当作ってくれない? 一回千円。あ、材料費は別で」
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