ぼくらは群青を探している

ヒューマンドラマ

ぼくらは群青を探している
作品番号
1754345
最終更新
2025/12/05
総文字数
703,638
ページ数
469ページ
ステータス
未完結
いいね数
0
「三国さんは、どこかおかしいのではないでしょうか──」
小学校教諭は「個性」でなく「異常」だと言った

「それって病気よ」
母は「病気」だと言った

みんなが右を向いていると思って右を向く
でも実はみんなは左を向いていたことに気づかない

私はきっとどこかおかしいのだ──そう思っていた頃があった

だから私は、彼らにどうしようもなく憧れ、あなたに救われたのだ


それなのに私は全てを間違えたと、ずっと後悔している
あらすじ
弁護士の三国英凜は、ある週刊誌の記事から昔を思い出す。彼女は十年前、ある障害を疑われ祖母の家に暮らしていた。自分の異質さに悩む彼女を受け入れたのは、不良集団”群青”。同級生や先輩達との温かい関係に溢れたその場所は、そのリーダー・桜井昴夜が人を殺したことによって失われる――病気呼ばわりされて田舎に引っ越したら不良達と仲良くなった、今はもうない群青の昔話。

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