私達が綴る物語
ヒューマンドラマ
完
4
野々さくら/著
- 作品番号
- 1724952
- 最終更新
- 2024/09/12
- 総文字数
- 31,888
- ページ数
- 30ページ
- ステータス
- 完結
- いいね数
- 4
- ランクイン履歴
-
ヒューマンドラマ18位(2024/06/22)
- ランクイン履歴
-
ヒューマンドラマ18位(2024/06/22)
普通って何だろう?
「推し」と呼ぶ人が居ない私は普通じゃないの?
SNSに興味がない私は普通じゃないの?
友達がいない私は普通じゃないの?
「普通」を求められ、自分を押し込めて生きてきた私は本当の自分が分からなくなっていき、息をするのが苦しかった。
私の好きなことは誰も認めてくれない。
誰も分かってくれない。
それは、普通しないことだから。
そんな私は、自分を殺して死んだように生きていくしかないのだと、そう言いかせていた。
だけど。高校二年生の夏、私はあなたと出会った。
美しく、凛として、気高い、あなたと。
「推し」と呼ぶ人が居ない私は普通じゃないの?
SNSに興味がない私は普通じゃないの?
友達がいない私は普通じゃないの?
「普通」を求められ、自分を押し込めて生きてきた私は本当の自分が分からなくなっていき、息をするのが苦しかった。
私の好きなことは誰も認めてくれない。
誰も分かってくれない。
それは、普通しないことだから。
そんな私は、自分を殺して死んだように生きていくしかないのだと、そう言いかせていた。
だけど。高校二年生の夏、私はあなたと出会った。
美しく、凛として、気高い、あなたと。
- あらすじ
- 斉藤 文は高校二年生。
友達は「推し活」や「SNS」などの流行りに乗っているが、文の趣味は小説を読むこと。
しかし孤立を恐れて趣味を隠し、友達に合わせた「普通の高校生活」を送っていた。
そんな夏休み。同じく小説が好きな西条 麗華と出会い、価値観の合う二人は共に過ごす。
この出会いが、「普通」にこだわっていた文に自由に生きていいのだと教えてくれ、嫌いな自分を変えていくことになる。
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