君とふたり、忘れられない初恋を。
青春・恋愛
完
8
咲妃*:.*/著
- 作品番号
- 1717328
- 最終更新
- 2024/02/29
- 総文字数
- 31,943
- ページ数
- 71ページ
- ステータス
- 完結
- いいね数
- 8
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近所の幼なじみに恋をした。
淡い淡い、初恋の思い出。
最初で最後の恋になってしまったその初恋を
どうしても、最高の思い出にしたいから。
だから私は、
終わってしまった初恋を、
自分勝手に掘り起こすと決めた。
「私、旭陽と仲直りしたいんだ」
余命を宣告された、前向き女子高生
花岡 澪音(はなおか みお)
「は?そもそも喧嘩してねーだろ」
クールで意地っ張りな、初恋の幼なじみ
三浦 旭陽(みうら あさひ)
ごめんね、旭陽。
私の、最期の我儘に、付き合って。
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近所の幼なじみに恋をした。
淡い淡い、初恋の思い出。
最初で最後の恋になってしまったその初恋を
どうしても、最高の思い出にしたいから。
だから私は、
終わってしまった初恋を、
自分勝手に掘り起こすと決めた。
「私、旭陽と仲直りしたいんだ」
余命を宣告された、前向き女子高生
花岡 澪音(はなおか みお)
「は?そもそも喧嘩してねーだろ」
クールで意地っ張りな、初恋の幼なじみ
三浦 旭陽(みうら あさひ)
ごめんね、旭陽。
私の、最期の我儘に、付き合って。
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- あらすじ
- 高校2年生の春を迎えた、花岡澪音は、疎遠になっていた幼なじみの旭陽に声をかける。
旭陽は、澪音の初恋の人。ほろ苦い思い出となってしまっていた初恋を、素敵な思い出へと塗り変えたくて。
澪音は、初恋を掘り起こすことを決めた。
幸せな初恋の思い出を追い求める、切なくも温かい、青春物語。
この作品の感想ノート
後悔しないために、周りにどう思われようが、全力で生きる澪音は、とても眩しかったです。
そんな澪音のわがままに振り回される旭陽は、思春期さながらの不器用さでしたが、澪音の抱える秘密を知っているこちら側としては、素直になりなよ…と、そんなことを思いながら読み進めていました。
だからこそ、「今が楽しいから」と悪友たちより澪音を選ぶところは、素直になれたんだな、と微笑ましかったです。
そして、ラスト。
旭陽の悲しみと、澪音が懸命に生きたことでの、複雑な心境を表したラスト一行。
とても印象的でした。
2人にとって、忘れられない初恋になったんだなと感じました。
とても素敵な物語を、ありがとうございました!
碓氷澪夜さん
2024/03/12 23:48
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