それから数日、私はもう起き上がることも少なく、一日の大半を寝て過ごすようになっていた。


「澪音、起きた?」


目を覚ますと、いつもベッドの近くには旭陽がいた。

向けられる変わらない笑顔に、私は酷く安心して、縋るように手を伸ばす。

ぎゅーっと強く全ての力を込めてその手を握ると、応えるように強めに握り返してくれる。

その温かい手に安心して私はまた眠りに落ちていく。