願掛けするには1日早い

青春・恋愛

願掛けするには1日早い
作品番号
1716511
最終更新
2024/01/30
総文字数
17,183
ページ数
8ページ
ステータス
完結
いいね数
2
 星宮 凪沙(ほしみや なぎさ)は、天体観測が好きな高校2年生。

 ある日のバイト終わり、マドンナ的存在の後輩、合田 月渚(あいだ るな)に頼まれ、2人で星を見に行くことになる。
 2人で凪沙のお気に入りの場所で星を見ながら、他愛のない話をする。
 その時間はとても楽しくて、別れるのが惜しくなった2人は、明日の流星群をここで見る約束をする。

 しかし翌日、月渚は来なかった。
 バイト先にも、約束の場所にも月渚は来ず、連絡もつかない状態。

 結局、凪沙は1人で流星群を見ることになった。

 ――どうして今日、来なかったんだろうか。

 流れた星は、後で燃えて消えてしまうけれど。
 心に流れた不安は、消えることなく積もっていった。


 どこか幻想的で、星のようにキラキラした――ちょっと切ない青春恋愛小説を、お楽しみください。
 読み終わる頃には、あなたの脳裏にも、流れ星が流れるかも……?



  ※この作品は現在ノベマ限定です。

この作品のレビュー

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この作品の感想ノート

あらすじ通りの内容かと思いきや、散りばめられたものが最後にすっと繋がり、良い読後感でした。
嘘と、それを本当にすること。そこに願いを叶えることを繋げて。
落とすでもなく、ただ上げるでもなく、希望の流し方が素敵です。

嘘が二つとも、本当になって叶うと良いですねぇ。

2024/01/31 22:32

この作品のひとこと感想

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