
- 作品番号
- 1677183
- 最終更新
- 2024/10/06
- 総文字数
- 91,505
- ページ数
- 9ページ
- ステータス
- 完結
- いいね数
- 52
- ランクイン履歴
-
総合42位(2022/10/17)
青春・恋愛11位(2022/09/09)
バイト先の先輩が、自殺を企てていると知った。
僕をご飯に誘ってきたその日に。
***
人の自殺願望を知れる少年が
自殺願望を持った少女と紡ぐ青春群像
- あらすじ
- 過去に姉を亡くした主人公、芳樹(よしき)は、自殺願望のある人に触れることで、
その相手がいつ自殺するのかを知ることができるという力を持っていた。
ある日、バイト先の先輩である綾(あや)が一ヶ月後に自殺すると気づいてしまう。
そんな彼女はなぜか芳樹のことをいろんなところに誘ってくる。
綾はなぜ自殺したいのかーーそして、なぜ芳樹に関わろうとしてくるのかーー
そこに隠された秘密とは。
この作品の感想ノート
僕は少し前、自殺を考えていました。
ただ、すごく浅はかな理由で、
結局自尊心と恐怖が勝ち、
今、ここにいます。
この作品を読んで、
なんて軽いこと死にたいと
考えていたのだろうと思いました。
僕は、ありがたいことに、
環境に恵まれていなかったり、
急に不幸が起きたりしていないので
ただ、自分で自分を追い込んでいただけに
過ぎません。
最近、少し精神状態が落ち着いたので
久しぶり小説をよんでみようと思い、
この作品に出会いました。
死にたいという気持ちが完全に消えていない、
そんな状態で読んだので
すごく自殺について考えさせられました。
この作品のおかげで
多分今のところは
僕はちゃんと生きると思います。
僕は自殺を考えている人、
考えたことがある人、
そんな人に
特に読んでほしいと思い、
感想を書いています。
僕みたいにこの作品に、
【僕は僕の心を知らない】に
救われる人が増えることを願います。
すいかの妖精さん
2025/12/06 00:25
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