貴妃未満ですが、一途な皇帝陛下に愛されちゃってます

後宮ファンタジー

いずみ/著
貴妃未満ですが、一途な皇帝陛下に愛されちゃってます
作品番号
1675362
最終更新
2023/10/31
総文字数
86,986
ページ数
58ページ
ステータス
完結
いいね数
165
ランクイン履歴

総合7位(2022/08/31)

後宮ファンタジー1位(2022/08/26)

ランクイン履歴

総合7位(2022/08/31)

後宮ファンタジー1位(2022/08/26)

新皇帝の妃として
まだ他に誰もいない後宮に入った紅華
喪が明けたら、優しい晴明陛下と盛大な結婚式を挙げるつもりでいたのに


(この人は……なんて、寂しくて、優しい人)

「忘れません。……決して」


蔡紅華 十六歳
黎晴明、黎天明 共に二十四歳

中華風ラブファンタジーです
あらすじ
紅華は、婚約者に裏切られ失恋したばかりだというのに、父親と同じ歳の皇帝の後宮に入れと言われ憤慨する。しぶしぶ後宮へ向かう紅華に、皇帝崩御の報が届いた。
二十四歳の新皇帝、晴明は、おだやかでどこまでも紅華に優しい。けれど、その弟である天明が、なぜか紅華を後宮から追い出そうとする。
度々起こる皇帝暗殺未遂事件に巻き込まれた紅華は、晴明と天明の秘密を知ってしまう。二人の間で紅華の心は揺れて……

この作品のレビュー

★★★★★
ミステリ要素好きな方にお勧めです
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まずガッツがある主人公は、誰もが心惹かれると思います。タイトル通り『貴妃未満』な主人公の周りで起こる不可解な事件。渦巻く思惑に翻弄されつつも自分を見失う事無く、他人を思いやる心を忘れない主人公達を応援しながら読む事ができます。

2022/09/04 14:55

この作品の感想ノート

いきなりヒロインである紅華の失恋から始まり、後宮に入りと、双子の皇子?(1人は新皇帝)との三角関係の様相から、皇帝・皇子それぞれの秘密が明らかになると、実は紅華の侍女である睡蓮までを含めての四角関係と、他に類を見ない人間関係の綾を感じながらも、お互いの番に落ち着く演出に感服しました。

兎に角、紅華と天明、晴明と睡蓮の相思相愛カップルが結ばれたことは喜ばしいことであり、特に紅華と天明は公には出来ない禁断婚ではありますが、初夜に至る描写には、目を曇らせながら読み続けました。

2023/11/08 16:54

ガッツのある主人公のお陰で、物語の世界へとすんなり入る事ができました。双子の入れ替わりトリックから始まり、最初に出てきた要素が、まさかこんな所で!と回収されるミステリの要素にも引き込まれ、主人公達は何処へ行き着くのだろうと応援しながら読み進めていました。皆末永くお幸せに!です!

2022/09/04 14:46

この作品のひとこと感想

すべての感想数:123

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