
作品番号 1447105
最終更新 2017/07/30
104ページ 完
総文字数/ 80,046
ランクイン履歴:
総合:9位(2020/02/29)
青春・恋愛:8位(2022/08/31)
知っていた。
わかっていた。
君が誰を想っているのか。
……分かっている、はずだった。
*・゜゚・*:.。..。.:*・''・*:.。. .。.:*・゜゚・*
転校の繰り返しで恋を諦めていた、平凡な女子高生の依
×
クラスの中心的存在だけど、どこか影のある翔太
×
掴みどころがないけど、肝心な時に優しい一之瀬
*・゜゚・*:.。..。.:*・''・*:.。. .。.:*・゜゚・*
私は、君の恋を、見守るよ。
どんなに辛くても、苦しくても。
大丈夫、泣かない。
君があの子に好きと言えるその日までは。
「……行くなよ」
そう決めたのに、どうして?
「……泣かないで。望月が泣くと、どうしていいかわかんなくなる……」
星岡君、私はこれ以上君のことを、好きになりたくないのに。
「ずっと言えなくて、苦しかったことがあるんだ」
すれ違いじれじれ切ない恋
完結
※移行しました
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この作品のレビュー

とにかく切ないと思いした。もっちーと星岡君の両サイドの視点あったので、気持ちが入り込めて読めました。星岡君のことが好きなのに、一度は身を引いて身代わりとして一ノ瀬くんと付き合うもっちー。終盤で両想いなのに、なかなかくっつかない二人にもどかしさを感じました。最後にもっちーが星岡君と両想いになれて本当に良かったです。あと、一之瀬君は当て馬キャラには勿体ないくらいの良い人でした。
この作品の感想ノート
新作、ありがとうございます。もっちー、星岡くん、一之瀬くん、三木ちゃん、翠先輩、みんなだいすきです。あのケバケバブスの先輩達だって、星岡くんにもっちーのあのかっこいい告白を伝えてくれたからすきです。ちょっとしゃーなしだけど。みんなに会いたいです。こんな素敵な高校、静岡のどこにあるんですか。あと個人的に、モカさんの作品でまた「恐縮です…」を聞けて?興奮しましたごちそうさまです。いま完全にモカ沼に浸かってしまっているので、久しぶりに過去作も読んでいこうと思います。枯れ枯れのわたしに、作品を通して擬似恋愛体験を届けていただき感謝いっぱいです。やっぱり、ずっとモカさんのことがすきみたいです。わたしのこの想いは一之瀬くんみたいにフラレませんように。