和風ファンタジー小説一覧

幽閉された花嫁は地下ノ國の用心棒に食されたい

総文字数/29,854

和風ファンタジー10ページ

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【完結・2万9000字前後の物語です】 ──どうせ食べられるなら、美しく凜々しい殿方がよかった── 養父母により望まぬ結婚を強いられた朱莉は、挙式直前に命からがら逃走する。追い詰められた先で身を投げた湖の底には、懐かしくも美しい街並みが広がるあやかしたちの世界があった。 龍海という男に救われた朱莉は、その凛とした美しさに人生初の恋をする。 あやかしの世界唯一の人間らしい龍海は、真っ直ぐな好意を向ける朱莉にも素っ気ない。それでも、あやかしの世界に巻き起こる事件が徐々に彼らの距離を縮めていき──。 世間知らずのお転婆お嬢様と堅物な用心棒の、ノスタルジックな恋の物語。 ※小説家になろう、アルファポリスに同作掲載しております。
ウサギ様と私
凜/著

総文字数/80,015

和風ファンタジー33ページ

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 ある日の仕事終わり、私は道端に落ちているウサギを拾った。交番にも届け出を出し、飼い主が見つかるまで預かることになった。  翌日、目が覚めると横には幼女。驚く私と何故かいないウサギ。実は幼女がそのウサギであり、あやかしなのだと言った。元々山に住んでいたが、逃げてきて偶然私に拾われたらしい。かくして、一人暮らしの私に奇妙で可愛い同居人が出来た。  ウサギのみこが小学校に通うことになったり、みこの従兄や兄がやってきたり、今度はこちらがみこの実家を訪ねてみたりと大急ぎの日々が始まる。
鬼の継母~虐げられし天女は鬼の二度目の花嫁となる~

総文字数/31,386

和風ファンタジー3ページ

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和風恋愛ファンタジー × 継母(新しい家族) 天宮家は天女の末裔。天宮家の娘を花嫁として迎え、子を成すと、その一族は繁栄を極める。天宮家の娘が嫁ぎ先で子を産むと、その子は「才華」と呼ばれる異能の力をもって生まれ、一族を率いる存在となるからだ。 ゆえに天宮家の娘を花嫁として迎えること、そして夫として認められることは男たちの誉れであった。 天宮家の長女として生まれた椿も、「天宮家の花嫁」になれるはずだった。 だが今年で二十歳になる椿には、花嫁の資格がない。椿の体は、十年前から成長が止まっているからだ。 代わりに両親の期待を受けて美しく成長したのはの二つ違いの妹、牡丹。椿の許嫁の男性も牡丹を妻に選んでしまった。 虐げられる椿に思わぬ縁談が舞い込む。その男は人間ではなかった。幽世から来た鬼、羅漢。双子の男児を残して妻に先立たれ、二人目の妻が必要なのだという。天宮家の厄介者でしかない椿は現世では死んだことにされ、羅漢への嫁入りは決まってしまう。それは婚姻という名の追放だった。 椿は幽世へと連れて行かれ、羅漢の二度目の妻、そして鬼の双子の継母となる。戸惑いながらも鬼の妻として、そして鬼の子の継母として奮闘する椿は、いつしか夫からも子どもたちからも愛されるようになり…… 天女の末裔でありながら虐げられていた椿の幽世嫁入りファンタジー。
縁結びの神様に求婚されています ~潮月神社の甘味帖~
  • 書籍化作品
湊 祥/著

総文字数/104,696

和風ファンタジー159ページ

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※2021/1/28 スターツ出版文庫から書籍化します。 両親がおらず、家すらも親族の策略によって奪われてしまいそうになった十九歳の陽葵(ひまり)。 しかしそんな彼女の前に、驚くほど美形の紫月(しづき)が突然現れた。 そしてなんと、陽葵と結婚するために迎えに来たと言い出し、彼女を自分の屋敷へと連れて行ってしまう。 「俺は陽葵の夫になるものだ」 「本気で君を娶りたいのだが」 「口移しはどうかな?」 「寂しいなら、俺が添い寝しようか」 次々とドキドキすることを言われて、ドギマギしてしまう彼氏いない歴=年齢の初心な陽葵。 さらに、なんと。 獣の姿の従者を引きつれる彼は、人間ではなく。 ――潮月神社という歴史ある神社に奉られた、縁結びの神様だった。 紫月やその従者のためにおやつを作る「甘味係」として働いているうちに、陽葵はどんどん彼らに心が惹かれていく。 「陽葵には恩があるんだ。俺が必ず、幸せにするよ」
冷酷と噂の最強陰陽師は、男装姫を手放さない

総文字数/30,257

和風ファンタジー6ページ

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人身御供として後宮に入れられた身分の低い姫、照。 どうせ帝から声もかからないし、早くここから出たいと思う日々。 だが後宮は、弘徽殿の女御の死をきっかけに怨霊騒ぎが悪化の一途に。 陰陽師が後宮に来ると聞き、夜に男装してでかけた照は、 冷酷と噂の最強陰陽師、加茂帷(かもの とばり)と出会う。 言葉少なく、情け容赦なく穢れを消す。 しかしそれは、帝のもう一つの姿だった。 照は帷にすばると名乗り、二人は夜な夜な穢れを祓う関係となる。 そしてある出来事で帷は、すばるが女だと気づく。 その上、後宮の照姫であることも。 やがて後宮の怨霊騒ぎを終わらせるための大儀式が決まる。 女御が犠牲になると知った時、照は自分の立場を理解し、身代わりを名乗りでる。 帷は初めて帝として、陰陽師としての選択を疑い、そして照を失う恐怖と執着を覚える。 そして儀式成功の褒美に照が願ったものは些細なもの。 帝はそれを利用する。 二度と手放さないと決めた帝と、知らずに捕まった姫の物語。 ※平安風ファンタジーです
病弱陰陽師と封鬼の娶嫁

総文字数/29,812

和風ファンタジー20ページ

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【陰陽師vs.華族】 病弱な陰陽師は最強だった⁈ 鬼の大妖怪に刻印を刻まれた花嫁と隠された陰陽師の素顔とは???
白鷺と銀の龍神の最愛
テトラ/著

総文字数/30,590

和風ファンタジー11ページ

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見てもらえないし、虚しいし、馬鹿馬鹿しいし、どうせ前受賞者優先で選ばれないので書きたいように書きます。ボケ🍆がよ。
黒龍に呼ばれたのは、選ばれなかった妹でした

総文字数/11,485

和風ファンタジー3ページ

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火見家の次女・久遠は、龍の巫女としての資格を持たない『影』の妹だった。 巫女に選ばれたのは、姉の千早。才色兼備な姉は、家の期待を一身に背負い、完璧な巫女として名を馳せていた。 だがある日、封じられていた黒龍の声が久遠にだけ届く。 『選ばれた』のではない。彼女は、自らの意思で龍の声に応えたのだ――。 龍との契り、姉からの妨害、そして都でのざまあ裁き。 誰にも気づかれなかった少女が、やがて光を宿し『巫女』として人々の前に立つまでの、しずかで強い成長譚。 龍が祝福したのは、華やかな姫ではなく、ひとり黙って進み続けた妹だった。
贄の花嫁の幸せな嫁入り〜八日後に永久なる愛の契りを〜

総文字数/26,240

和風ファンタジー10ページ

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あやかしの血が混じる混血の一族である秋月家に生まれた橘花は、あやかしの陽の能力を引き継いで生まれた姉と違い、その身に猛毒を宿していた。 触れた者をたちまち死に追いやる恐ろしい力を持った橘花は、座敷牢に幽閉され、孤独な日々を送っていた。 そんなある日、父親から名家である笠屋敷家に嫁ぐことを命じられる。 笠屋敷家は代々、蛇神に贄を差し出すことで一族を発展させてきた旧財閥。 そのため次期当主の最初の花嫁は、蛇神への贄として笠屋敷家へ嫁いだ七日後に必ず死ぬ運命にあった。 しかし、嫁入り当日、花婿である白玖は言った。 「俺が必ずおまえを助ける。八日後、またこうして話そう」 贄の花嫁に待っていたのは、死ではなく溺愛。橘花は困惑しながらも、次第に白玖へ想いを寄せていく。 しかし七日目が近づくにつれ、橘花の身体はゆっくりと呪いに蝕まれていく……。 ◆エブリスタ 新星ファンタジーコンテスト 第19回ロマンスファンタジー【佳作】受賞作品
呪狼憑きの剣士は神の捨て子に愛の別れを告げる

総文字数/31,704

和風ファンタジー15ページ

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 四ノ神島の徳ノ宮にて  陰陽師家に生まれた朝美は、神の愛し子とも呼ばれていた姉と比べられ、叔母に蔑まれていた。  両親の取り決めで結婚していたが、夫は聖地香ノ宮に赴いており、顔を合わせたことはなかった。  そんな折、夫との離婚が決まったと聞かされる。  納得ができない朝美は眷属を使い、夫を探す。  そして見つけた夫、信長には、呪狼の念が絡みついていて‥‥ 「あなたを傷つけたくないんです。だから離婚しようと思ったんです」 「でも……何故でしょう。俺はあなたと、離れたく……ありません」  悲しげに語る信長に、朝美は一つの決心をする。
あやかし喫茶のご褒美ごはん

総文字数/26,297

和風ファンタジー26ページ

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 猫に導かれて辿り着いたのは、人間とあやかしの世界を繋ぐ喫茶店でした。
現世の夢。幽世の現。

総文字数/168,065

和風ファンタジー34ページ

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「現世」と「幽世」、二つの世界が交わるとき——。あなたは、どちらを選びますか? 死を迎えた者と選ばれし者だけが辿り着く異界、幽世(かくりよ)。 冴え渡る月の下、選ばれた者だけが渡るその地で、ひとりの女性が過去と向き合う。 「私は、ここで生きていた——?」 現世の人生をごくごく平凡に生きてきた瞳子。だが、幽世の人々は彼女を知っていた。 繰り返し呼ばれる名「卯兎(うと)」。 龍神たちが統べるこの世界で、彼女は何者だったのか? そして、瞳子が選ぶ未来とは——。 これは、現世と幽世をつなぐ、月夜の囁きの物語。
秘色の医術師~旅する医術師、都を救う~

総文字数/101,257

和風ファンタジー33ページ

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綾子は兄と妹と3兄妹で旅をする医術師。父が使っていた医術道具を作る職人を探して、央ノ都と呼ばれる大きな町にたどり着く。ひょんな出会いから都で診療所を開くことに。都で医術師として様々な病気に出会い、治療していく。様々な出会いの中で、父と母の過去が明らかになっていく。腕のいい父が、なぜ都ではなく小さな里で医術師をしていたのか。優しく穏やかだった母の隠された出自とは。医療をテーマにした転生二世たちの和風な異世界ファンタジー。
DOTING WAR~パパと彼との溺愛戦争~

総文字数/85,297

和風ファンタジー33ページ

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国王である父:青龍ローゼン、母:アジサイ(妖狐の一族・故人)から産まれた一人娘・エヴリンは亡き母の忘れ形見と言うことで父から大変溺愛されて育った。  しかし、それに驕ることなく素直にのびのびと母譲りの美貌に育ったエヴリン姫も既に十七歳となり、婿候補が必要なお年頃。  一般の人間と違うため、寿命も長いし一定の時期で成長は止まる。それが大体女性は二十五歳、男性は三十歳。  だが若いままでいられるのも良いことばかりではなく、体の成長が止まるため女性は子供を産めない。極端に体の老化が遅くなるため、お腹の子供も成長しないため授からなくなるのだ。そのため十八歳までには相手を決めて結婚・出産というのが通常の流れではあるが、何しろ溺愛で名高いローゼンである。ちょっとでも気に入らないと難癖をつけてすぐに縁談を断ってしまう。  だがエヴリンには幼馴染みの吸血鬼の一族であるグレンにずっと片思いをしていた。彼が婚姻を申し込んでくれたら嬉しいのに……と思っていたが、国王が婚約者候補を選ぶイベントをするという。  ……これは自分の手で何とかせねばならない。  私はグレンとの結婚に向かって突き進むわ!  と諦めないグレンとエヴリンⅤS父との戦いが切って落とされるのであった──という展開のラブコメでございます。
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昔から人間と動物は住処を奪い、長年争いを繰り返していた。 その過程で動物は形態を変え、いつしか人型の獣「獣人」となる。 獣人は「獣力」を使い、人間の脅威となった。 そして人間もまた「異能」を得て、獣人に対抗する術を持った。 しかし大正時代に入り、ついに人間の勝利で決着がつく。 力の高い獣人は、国が獣力を抑止することを目的に、軍に入ることが絶対となる。 彼らの主な仕事は「結婚前の異能を持つ名家の令嬢の護衛」をすること。 獣人は細かくランク分けされている。 獣力が高く、財力を持ち、今まで国へ尽くした功績が多い獣人は「特級獣人」と呼ばれ、国に二人しかいない。その内の一人は、龍の化身の獣人「時雨(しぐれ)」。 軍から言われ彼が護衛についたのは、秀でた炎の異能を持つ、秋之橋家(あきのはしけ)。 一人娘の「花野(はなの)」は知らない者がいないほどの美貌の持ち主だが、盲目だった。 周囲から「気の毒令嬢」と呼ばれる花野の護衛になり、手助けする時雨。そんなある日、花野へ縁談が持ち込まれる。 秋之橋家は名家で、娘である花野は美女。しかし盲目の(しかも父ほど強い異能を持たない)彼女を毛嫌いする名家は多く、たどり着いた嫁ぎ先は、衰退途中にある名家。しかも相手は三十を過ぎており、間違いなく花野にとって良い縁談ではない。それでも育ててもらった恩を家族に返すため、花野は笑顔で嫁ぐ決心をする。 そんな彼女の健気さを目の当たりにした時雨は、理不尽な目に遭った過去の自分と花野を重ねる。また、彼女の不器用な生き方を見過ごせず「俺と結婚しよう」と持ち掛ける。 人間と獣人の結婚は極めて異例で、他に例をみない。しかし禁止されているわけでもなく、むしろ高い獣力を持つ特級獣人と縁を結べる秋之橋家にとっては渡りに船だった。 しかし花野は戸惑う。「自分を引き取ったとて、あなたが苦労するのは目に見えている」と断った。 けれど―― 「ならば契約だ。俺は獣人のしがらみを越えて箔がつくし、お前は名家の体裁を保てる。 だから結婚しよう。例え、愛がなくても」 契約で始まった婚約だが、何かと世話を焼いてくれる時雨の優しさを受け、花野の中に温かな感情が芽吹く。と同時に、彼女の閉じられた目に宿る「何か」も動き出す―― ※こちらはマンガシナリオになります。  「和風恋愛【マンガ原作】小説大賞」にエントリーしています。
ウソつき夫婦のあやかし婚姻事情~旦那さまは最強の天邪鬼!?~
  • 書籍化作品
編乃肌/著

総文字数/18,420

和風ファンタジー9ページ

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【3月28日、スターツ出版文庫様より書籍発売予定です!  そのお試し読み版になります】 「愛しているよ、俺のお嫁さん」 「ウソですね、旦那さま」  妖怪『天邪鬼』の血をひく、ウソつきでひねくれているイケメン上司様×呪い持ちな強気女子の、お見合いから始まる偽りだらけの婚姻事情。  個性豊かなあやかしもいっぱい出ます!  素直じゃないウソつき夫婦が、本当の夫婦になるまでの過程と、いろいろ隠せてない旦那さまの言動にキュンとしてもらえたら嬉しいです。
病魔に蝕まれた私があやかしの白鬼に花を手向ける

総文字数/104,192

和風ファンタジー35ページ

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あやかしと人間が共存しているこの世界。「夜蜘蛛」というあやかしで産まれた淳は、縁起の悪い象徴として世間から嫌われていた。夜蜘蛛としての血はほとんど流れておらず、唯一の肉親母親と淳には異能の力は無く、ほぼ人間と変わらない。身分が低いとされる夜蜘蛛のせいで、彼女は世間からの差別、そして母親からの理不尽な扱いを毎日受け、それでも懸命に生きていたある日。彼女は全身に病魔が蝕まれていることが発覚する。余命一ヶ月も無いと医師から宣告される状態の中、淳はこの世界の頂点に立つ「白鬼」のあやかし「泉澄」に出会い、求婚される。 ──私には、貴方と過ごせる時間は残されておりません。どうか別の方を選び、お引き取りください。 あやかし頂点に君臨する泉澄と、余命幾ばくのない淳の、あやかし余命ストーリー。
治癒の花嫁 〜命を紡ぐ契約結婚〜

総文字数/31,996

和風ファンタジー22ページ

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 人の怪我や病を治す治癒の異能を持つ菜花美胡(なばな みこ)は、‘姉だから’という理由で家族から道具のように扱われてきた。  そんな美胡の元に舞い込んできたのは、瀕死の異形討伐特殊部隊隊長・鼓清雅(つづみ せいが)を救うための契約結婚の話だった。 「私の命はもう短い。最後誰かのお役になてるのなら…」 「私は結婚に興味がない。それにお前にはこの婚姻に利点はないだろう。断ってもらって構わない」 愛のない結婚。 互いの利益のための結婚。 そう割り切っていたはずなのに。 「無理はするな」 「休んでいろ」  不器用ながらも優しい清雅と暮らす中で、美胡は初めてあたたかさを知り、二人は次第に互いを想うようになっていく。  しかし、美胡の身体には異変が起こり始めていた。  彼女の命を狙う異形、そして治癒の異能に隠された秘密が、二人の運命を大きく揺るがしていく――。  これは親同士によって契約結婚させられた二人が、本当の夫婦になっていく和風恋愛ファンタジー。
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