響ぴあのさんの作品一覧

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「俺と付き合ってほしい。ただし、俺の病気が悪化するまでの期間限定で。傷つけることになってしまう。おまえのことを汚いと感じたり、いずれは嫌悪感を持ってしまうことになってしまう。お前を一生は守れない。俺、恋愛感情が3年後くらいには持てなくなるんだ。だんだん他人に対して嫌悪感と潔癖症が発動するようになるって医師に告げられた。非常に珍しい難病らしい。記憶も徐々になくなるし、寿命が短くなる」  私たちは恋愛感情を持っていたとしても隠しながら、お互い近い距離でいることに心地よく感じていたと思う。そんな心地いい関係がずっと続くと思っていた――。 近所の大学教授の老婆にそれは呪いの病だと言われ、怪奇集めをするためにここだよ踏切という怪奇スポットに行く。そして、知らず駅という都市伝説の駅でいざなという駅長に出会う。怪奇魂(かいきだま)を集めれば、病は治ると言われ、怪奇魂を集めることができる石のついたネックレスをもらう。 二人は、一緒に怪奇現象に遭遇した人から話を聞き、その記憶(怪奇魂)をいただく。 ネットを中心に怪奇集めをするが、最後は思いもよらぬ展開が待っている。 蒼野凛空(あおのりく)……高校一年生。かわいい系ヘタレ男子。美人に弱い。対人嫌悪症だと医師に告げられたんだ。だんだん他人に対して嫌悪感と潔癖症が発動するようになるって医師に告げられた。しかも記憶がなくなっていく非常に珍しい難病らしい。でも、呪いの病とも言われている。 真奈……主人公。凛空の幼馴染。高校一年女子。気は強くしっかり者。凛空の恋人となり、病から救うために協力する。
詩集 声にならない言葉を君に

総文字数/3,548

その他27ページ

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エモいポエムで瞬速胸キュン! 心の葛藤、悩みを短文で。 青春、恋愛を短い文章で君に! Xにも投稿。 https://twitter.com/JFnv9ATgiO1BQaT?t=Rhol_ZyBWETS7F3IZC6fow&s=09
君のとなりで支えたい

総文字数/10,535

ヒューマンドラマ1ページ

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小学校で図書館の司書教諭をしている私、美幸茜は二次創作の夢小説好きの非正規職員だ。 教育学部卒業だが、教員採用試験でも、図書館司書教諭でも正規職員にはなれなかった。 自分はずっとひとりもの。外見も良くないし健康でもない。彼氏もいないし、結婚する予定もない。 ないないづくしの三十歳。 小学校のボランティアの冴野さんが乳がんになった。 お母さんくらいの年齢で、息子は楽希(らくき)という名前で同じ教育大学の同級生だった。 今は小学校の教諭をしているらしい。 家族みたいな付き合いが始まった。 何にもない自分にコンプレックスがあった。 何にもない私から卒業することにする。 これから乳がんの手術がある。 楽希とは気が合い、もう一度小学校教諭を目指して採用試験を受けることを後押ししてくれた。 手術が終わったら、私は希望を持って生きようと決意する。
優しい天使の正体

総文字数/3,542

現代ファンタジー1ページ

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天使を名乗る少年は何でもねがいをかなえてくれる。病気がちだった私を幽体離脱させて様々な場所に連れて行ってくれた。優しい少年に次第に惹かれる私。 そして、彼は本当の正体を明かす。 そのあと、私と彼は――
神様がくれたギフト

総文字数/9,475

現代ファンタジー1ページ

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家庭の事情で夜の2時間を公園で過ごす二十歳でフリーターの明日野未来には他人の余命が数字で視えるギフトがある。 家庭の事情で同じく外で時間を潰している同僚の採光流(さいこうりゅう)には、触れると過去と未来を視るサイコメトリーのギフトがある。 星空の下、毎日公園で会い、友情が深まる。 採光の数字はだいぶ少ない。事故か事故に巻き込まれ、死ぬのだろう。未来にできることはなにもない。 最期に採光が残したギフトは? 二人が過ごした夏から冬の物語。 1万字以内の少し不思議でせつない短編物語。恋が始まる前に終わり、継承する命の物語。
十年後の君は

総文字数/7,082

現代ファンタジー1ページ

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「俺、十年後の未来から来た藤城透哉だよ」  はぁ? 十年後ってどういうこと? 未来? タイムリープ?  意気地なしの詩織の前に未来から来たという幼なじみの好きな人が現れた。  三十歳の姿の大人の男性。  今夜中に告白しないと透哉は消えてしまうらしい。  タイムカプセルとして埋めた宝箱を口実に透哉を呼び出し告白しようとするが。  宝箱から出てきた手紙は小学生の時に考えた謎解きだった。  未来人の正体は?
霧生くんを殺さなければいけない

総文字数/6,907

ヒューマンドラマ1ページ

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自殺する彼を止めた私は、霧生くんに約束させられる。 「自殺を止めるなら、俺を殺してほしい」 自殺を止めるためにとりあえず了解したが、彼はどうやって殺すかを問い詰めてくる。 私はどうやって彼を殺せばいいのだろう。 中学高校と不良だったという霧生くんとは高校が同じクラスで大学は同じ学部。 霧生くんが死にたい理由は? 結局私が殺したのは?
夏の想い出は白銀の雪となる

総文字数/5,918

現代ファンタジー1ページ

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自分を変えたくて変えられなかった私。友達が少なく、地味な人としか関わってこなかった私。 茶道部と間違えて入ってしまい、扉を開けると軽音部の男子三人に捕まってしまう。 軽音部にいたのは、陽キャと言われるオシャレ男子。今まで関わったこともない男子。 「実は、女性ボーカルを探していてさ。お前やれ」 バンドをきっかけに私は変わる。 ワタル……ギター担当。オシャレで場を和ませるのが得意。ヤンキー系で自由主義。 タッチャン……ベース担当。おしゃれでバスケ部も兼部。実は秀才で、お坊ちゃまらしい。 サユキ……ドラム担当。サラサラのストレートヘアで甘え上手なワンコ系男子。勉強はいつもタッチャンとトップを競い合うくらいの秀才。作詞作曲をしている。実は持病持ち。 作者が昔、バンドを組んでいた経験を基に物語にしました。 あくまで内容はフィクションです。
死者を蘇らせるキャンディー

総文字数/5,483

現代ファンタジー1ページ

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死んだ人間が生き返るキャンディーあります。不思議なお店「ねがいや」。 付き合っていた彼女が事故で無くなってしまった男子高校生山上(やまがみ)。彼女だったマキを生き返らせたいとねがい、舐めると生き返るという赤いキャンディーを購入する。 「生き返りますが、生き返った人間には一部記憶がありません。だから、生き返った彼女は生前と少し性格は違うし、死んだという事実がなくなり、今の世界が少し変わってしまいます。それでもいいですか?」 俺は生き返るといういい部分だけを信じて幸せになれると確信していたんだ。しかし、彼女は生き返ったけれど俺のことを覚えていない。 ねがいがかなう居酒屋の10代向け学生バージョンです。
ねがいがかなう居酒屋 ~彼女を生き返らせてください~

総文字数/2,536

現代ファンタジー1ページ

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ねがいをかなえてくれる居酒屋があるらしい。 恋人を事故で亡くした男性が彼女を生き返らせてほしいと店主に願った。 思いのほか簡単に願いはかなったのだが、生き返った彼女の記憶の一部がなくなり、今が変わってしまう。 男は恋人を生き返らせたことによって本当に幸せになったのだろうか? 幸せって難しい。 死者を蘇らせるキャンディーの大人バージョン。
泣いた赤鬼の如く青鬼を想う

総文字数/3,514

現代ファンタジー1ページ

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泣いた赤鬼と青鬼の関係性を恋愛にしました。 「俺は鬼だ。ちなみに青鬼。鬼ごっこをして遊んでいたんだ」 「あなたにつかまったら、何かされるの?」 「命は奪わないから安心しろ」 「で、なんで私だけにあなたが見えているの?」 「実は、人間としてこの世界でしばらく生活することになった。協力してほしい」 「なんで私が?」 「ちゃんとした成人の鬼になるために人間世界で修行しないといけないんだ。おまえは、たまたま俺を見てしまったから、協力を頼む」 「嫌だと言ったら?」 「命の保証はない」  後に知ることとなる。 「俺は、鬼として一人前になるために弱い人間を助けるように言われていた。そんな時に、君に出会った。まぁ、下見していて、この町でかなりいじめを受けているという君を知った。だから、この学校に転校生として侵入した。これは鬼の世界に報告していることだ」 「いじめられなくなったらいなくなっちゃうの?」 「どうかな。人間の世界は思ったより面白い。鬼をやるよりもずっと面白い。だから、もっと困っている人がいたら、俺が助けられたらいいなぁ」 「私のそばからいなくなっちゃうの?」 「さぁ、どうかな」 「さびしいよ」 「泣いた赤鬼っていう童話があるだろ。あれは、赤鬼の幸せのために青鬼は悪者としていなくなるっていう話だ」 「でも、私は赤鬼じゃないし、あなたは悪者のふりをしているわけじゃない」
カゲロウ 亜成虫の時代

総文字数/9,974

青春・恋愛2ページ

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 人の命のはかなさは、まるでカゲロウのようだ。  カゲロウは風に舞うかのように空中を浮遊する。  カゲロウという名前は空気がゆらめいて見える陽炎が語源らしい。  はかなく弱いカゲロウは、成虫になって数時間で死んでしまうらしい。  しかし、数時間というのは成虫となってからの命だ。  意外にも、幼虫の期間は昆虫の中では長い方らしい。  幼虫の時は何度も脱皮する。私たちも脱皮して成長してきたような気がする。  成虫の姿は生ある時の一瞬の姿だ。  カゲロウの幼虫から羽化したものは、亜成虫と呼ばれているらしい。  |翅《はね》があって空を飛び、成虫と似ているのだが、まだ成虫となってはいない。  亜成虫は、まるで私たちみたいだ。  ゆらゆら揺れる心。大人になりかけているのに、大人ではない。  無色透明な翅。私たちは見えない翅を持っている。羽ばたく準備をしている。 「死ぬ前に、俺と友達にならない?」  優し気な声が背中越しに聞こえる。  声の主は同じクラスの同級生。  飛び降りようとしている同級生の私に向かって平然と笑顔で手を差し伸べてくれた。  彼は不思議な光に包まれて私るように見えた。天使のように救いをあたえてくれる存在に思えた。  温かなぬくもりを全身に纏ったような人。  こんな状況なのに驚くこともなく、笑顔で対応する同級生の名前は羽多野空。  華奢で透き通るような肌色で中性的な雰囲気の少年だった。 「今、死ぬ必要ある?」  彼はそう言った。 「なんか疲れちゃって」 「俺は生きたくても長生きできないから、人生の長さを選択できる人が羨ましいよ。生まれつき病弱で成人まで生きられないと言われている。いつ、人生が終わるかわからない毎日を過ごしていっる」 「人生の長さをある程度選べる私は幸せなのかもしれないね」  彼と話していて価値観が変わった。 「親の干渉が辛いんだ。価値観を押し付けられてさ。コミュ力がないから、友達もできないし。スマホは親が持ってはいけない悪いものだと洗脳されている。勉強も一日中しろと監視されている。自由がないの」  でも、その人は成人の年齢、十八歳になってすぐに亡くなってしまった。  まるでカゲロウのように、成虫になってすぐに死んでしまうかのように――。 「カゲロウのような君と亜成虫の世代を駆け抜ける」という作品を少し削り、1万字以内にしました。
桜舞う季節まで 推しと死ぬまでにしたいこと

総文字数/30,554

現代ファンタジー4ページ

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「神様、死ぬ前にどうか私のねがいを聞いてください。どうか、どうか――推しを助けてからあの世に逝かせてください」  水沢美羽は願った。  卒業式の日から中学三年の春先にタイムリープした美羽は推しである元子役俳優の久世流希亜(くぜるきあ)に接触する。 「私は、卒業式の日に死ぬんだ。それまで、あなたの時間を毎日一時間だけ私に売ってくれない? 推し活をしたいの」  と提案する。  流希亜は子役時代、有名女優である母親が不倫をして、父親がその相手を刺したことで泥沼離婚を経験する。  子供の頃はそのことでいじめに遭った。引っ越した先で優しくしてくれたのが雨下美和だった。  美和は中学三年の時に学校で自殺をした。  流希亜は幼なじみが自分のせいで自殺したことで、中学校に居場所がなくなっていた。  亡くなった雨下美和のラインに既読がつかないことをわかりながらも何回もメッセージを送っていた。  お金で繋がりたくないと思った流希亜。 「じゃあ、美和の代わりにラインの返信をしてほしい」  二人だけの秘密ができた。まるでウソの恋人。ウソ恋が始まる。  美羽は母子家庭でいつもアザがあった。美羽のことを助けたいと思うようになる。      世界を終わらせることは簡単なことなのかもしれない。  終わらせないことのほうが難しいのかもしれない。  少し待てば世界が変わって見えるかもしれない。  今までの自分から卒業しよう。
カゲロウのような君と亜成虫の世代を駆け抜けた

総文字数/12,922

青春・恋愛2ページ

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 人の命のはかなさは、まるでカゲロウのようだ。  カゲロウは風に舞うかのように空中を浮遊する。  カゲロウという名前は空気がゆらめいて見える陽炎が語源らしい。  はかなく弱いカゲロウは、成虫になって数時間で死んでしまうらしい。  しかし、数時間というのは成虫となってからの命だ。  意外にも、幼虫の期間は昆虫の中では長い方らしい。  幼虫の時は何度も脱皮する。私たちも脱皮して成長してきたような気がする。  成虫の姿は生ある時の一瞬の姿だ。  カゲロウの幼虫から羽化したものは、亜成虫と呼ばれているらしい。  |翅《はね》があって空を飛び、成虫と似ているのだが、まだ成虫となってはいない。  亜成虫は、まるで私たちみたいだ。  ゆらゆら揺れる心。大人になりかけているのに、大人ではない。  無色透明な翅。私たちは見えない翅を持っている。羽ばたく準備をしている。 「死ぬ前に、俺と友達にならない?」  優し気な声が背中越しに聞こえる。  声の主は同じクラスの同級生。  飛び降りようとしている同級生の私に向かって平然と笑顔で手を差し伸べてくれた。  彼は不思議な光に包まれて私るように見えた。天使のように救いをあたえてくれる存在に思えた。  温かなぬくもりを全身に纏ったような人。  こんな状況なのに驚くこともなく、笑顔で対応する同級生の名前は羽多野空。  華奢で透き通るような肌色で中性的な雰囲気の少年だった。 「今、死ぬ必要ある?」  彼はそう言った。 「なんか疲れちゃって」 「俺は生きたくても長生きできないから、人生の長さを選択できる人が羨ましいよ。生まれつき病弱で成人まで生きられないと言われている。いつ、人生が終わるかわからない毎日を過ごしていっる」 「人生の長さをある程度選べる私は幸せなのかもしれないね」  彼と話していて価値観が変わった。 「親の干渉が辛いんだ。価値観を押し付けられてさ。コミュ力がないから、友達もできないし。スマホは親が持ってはいけない悪いものだと洗脳されている。勉強も一日中しろと監視されている。自由がないの」  でも、その人は成人の年齢、十八歳になってすぐに亡くなってしまった。  まるでカゲロウのようだ。  亜成虫の時期を共に過ごしていたのかもしれないと思う。  まるでカゲロウのように、成虫になってすぐに死んでしまうかのように――。
世界の終わりに君へ送るメッセージ 二人のMiwa

総文字数/20,952

青春・恋愛2ページ

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『君は今、どうしている? あの時、どんな気持ちだった? 本当にごめん』  既読のつかないことは承知の上でメッセージを送信する。  これは懺悔であり、自分の気持ちを整理するには一番の方法だった。君の気持ちを無下にした覚の償いは、誰にも見られることもなく、ただひたすらに一方的な気持ちを書き込む。  好きだという気持ちを素直に伝えてくれた君に俺は何をした? 思い出すだけで、心が凍てつく。  中学生になり、クラスのカーストで上位にいた覚は、気持ちを覚られたくなかった。好きだと思っても絶対にばれたくなかった。雨下美和(あましたみわ)はどんくさい。勉強ができるわけでもなく、運動もできない。ぱっとしない部類のクラスのカースト下位に所属していた。  久しぶりに話した会話は「雨の日は嫌い」という話だったと思う。  何気に帰りが一緒になって、傘を持っていなかった覚に傘を貸してくれた美和。  覚に片思いしている女子が目撃したのが運のつきで、あっという間に噂が広がった。  狭い教室内で女に興味がないモテる覚が冴えない女子と帰宅していることに批判と好奇心の目が向けられた。  美和は更に教室内で肩身の狭い思いをした。  中学生の彼女の心はどんどん孤独にさいなまれていた。  二階のベランダから転落した美和。  奇跡的にケガはなかったが、転校してしまう。  その後、殺人犯扱いをされる覚。  中学校に居場所がない覚は河原で派手なメイクをした女子、美羽(みわ)と出会う。  美羽は美和の代わりにラインの話し相手になってくれ、無事受験を乗り越え高校に合格する。  合格した高校に雨下美和がいた。  謝罪をして再び連絡先を交換する。  ふたりの「みわ」の間で揺れ動く覚の心は?
何度忘れても君を好きになる

総文字数/31,806

現代ファンタジー5ページ

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幼なじみの蒼と10年ぶりに再会した羽留。 蒼は県内トップ高の1番で入学するくらい秀才で、顔もいいイケメン。 いつも友達に囲まれている王子様みたいな人。 母親同士が仲が良く、蒼の家庭の事情で居候することになった。 でも、幼少期の羽留との記憶が蒼にはなかった。 羽留が大好きな人気小説家「空野奏多」の正体はなんと蒼だった。 恋愛小説家にも関わらず、恋愛がわからないらしい。 そこで、羽留に疑似恋人になってほしいと言って来る。 同居しながら、同じ高校に通いふたりの距離は確実に縮まった。 そこで、遊園地とアクアリウムで疑似デートをすることにする。  夢の中のぼんやりとした記憶――。  たしかに彼の声は鮮明に刻まれている。  でも、何という会話をしたのか、朧気で、不確かでほとんど覚えていない。 「合言葉は○○○○だよ。これは魔法の言葉だよ」 素直じゃない猫かぶりな俺様王子様な彼と一途に想い続けた羽留の恋。 蒼の記憶が羽留のことだけ無くなっていたのはなぜ? 記憶を取り戻す合言葉は? 猫かぶりな本音を言わない彼と好きだと言える素直な二人の恋。 超恋愛に鈍感な俺様王子様男子と普通女子の恋の行方は?
14日後に死ぬ呪いのアプリ

総文字数/31,999

ホラー10ページ

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14日後に死ぬ呪いのアプリ長編から抜粋しました。 https://novema.jp/book/n1670711 【呪いのアプリがインストールされた者は14日後に死ぬ】 気づくと、スマホには死へのカウントダウンが表示される。 呪いの条件はお互いのスマホに連絡先が入っている事。 死なない方法は、スマホに表示される呪いの子と呼ばれる男の子に呪い主を言い当てること。 3人目まで言い当てることができる。言い当てられると、呪い主が死ぬ。3人目が外れた場合は、死あるのみ。 決して逃れられない。 呪いのアプリをアンインストールはできない。 スマホを解約しても、壊しても意味はない。 名前や連絡先を削除することはできない。 誰に呪われているのか、わからないことが一番の恐怖だ。 呪いはウイルスのごとく拡散する。 自殺を望む者は楽に死ぬことができる呪いのアプリに群がる。 『呪いのアプリ譲ってください』 『呪いのアプリ譲ります。料金は〇万円です』 『呪いのアプリで一緒に死にませんか?』 『一番楽に死ぬ方法あります』 『呪われて死ぬには連絡先の交換が必要です。交換してください』 アプリによってどんどん死の連鎖が生まれていく。 裏切り系、後味の悪い人間が生むホラーストーリー。 岡野カルト……日本一の偏差値である東王大学卒のエリート刑事。警視庁の呪いのアプリ捜査本部で捜査する。婚約者が呪いのアプリの被害者になり助ける手段を探す。25歳。 立花結……カルトの婚約者。高校時代の同級生で高校時代からずっと交際を続けていた。会社員。25歳。 秋沢葉次……通称ヨージ。東王大学4年生。天才。頭脳明晰。呪いのアプリの被害者になり捜査の協力者となる。茶髪で軽そうな雰囲気。シルバーリングのピアスが特徴。霊感があるイケメンな22歳。 真崎壮人……カルト、芳賀瀬、結と高校の同級生。結とは幼稚園時代からの知り合い。一番優秀にもかかわらず東王大学を留年し続けている。見た目はチャラい。金髪でメッシュの入った少し長めの髪。金持ちの息子で呪術師家系。イケメンな25歳。 芳賀瀬まりか……カルト、壮人の同級生である芳賀瀬志郎の妹。高校3年生。気は強く、しっかり者で才色兼備。呪いのアプリを入れられて、アプリの捜査協力をする。頭脳明晰故、真相に近づくきっかけになる。
14日後に死ぬ呪いのアプリ

総文字数/110,898

ホラー31ページ

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呪いのアプリがインストールされた者は呪い主を特定しないと14日後に死ぬ。 気づくと、スマホには死へのカウントダウンが表示される。 呪いの条件はお互いのスマホに連絡先が入っている事。 死なない方法は、スマホに表示される呪いの子と呼ばれる男の子に呪い主を言い当てること。 3人目まで言い当てることができる。言い当てられると、呪い主が死ぬ。3人目が外れた場合は、死あるのみ。 決して逃れられない。 呪いのアプリをアンインストールはできない。 スマホを解約しても、壊しても意味はない。 名前や連絡先を削除することはできない。 誰に呪われているのか、わからないことが一番の恐怖だ。 呪いはウイルスのごとく拡散する。 自殺を望む者は楽に死ぬことができる呪いのアプリに群がる。 『呪いのアプリ譲ってください』 『呪いのアプリ譲ります。料金は〇万円です』 『呪いのアプリで一緒に死にませんか?』 『一番楽に死ぬ方法あります』 『呪われて死ぬには連絡先の交換が必要です。交換してください』 アプリによってどんどん死の連鎖が生まれていく。 裏切り系、後味の悪い人間が生むホラーストーリー。 岡野カルト……日本一の偏差値である東王大学卒のエリート刑事。警視庁の呪いのアプリ捜査本部で捜査する。婚約者が呪いのアプリの被害者になり助ける手段を探す。25歳。 立花結……カルトの婚約者。高校時代の同級生で高校時代からずっと交際を続けていた。会社員。25歳。 秋沢葉次……通称ヨージ。東王大学4年生。天才。頭脳明晰。呪いのアプリの被害者になり捜査の協力者となる。茶髪で軽そうな雰囲気。シルバーリングのピアスが特徴。霊感があるイケメンな22歳。 真崎壮人……カルト、芳賀瀬、結と高校の同級生。結とは幼稚園時代からの知り合い。一番優秀にもかかわらず東王大学を留年し続けている。見た目はチャラい。金髪でメッシュの入った少し長めの髪。金持ちの息子で呪術師家系。イケメンな25歳。 芳賀瀬まりか……芳賀瀬志郎の妹。高校3年生。気は強く、しっかり者で才色兼備。呪いのアプリを入れられて、アプリの捜査協力をする。頭脳明晰故、真相に近づくきっかけになる。
幻のレストランは過去か未来へ行くことができる

総文字数/115,468

現代ファンタジー34ページ

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時の国という異世界と日本の現実世界の間に存在する不思議な幻のレストラン。 過去か未来のもしもの世界を体験でき、ねがいをひとつかなえることができる。代償は記憶の一部。 幻のレストランでボランティアをすることになった女子高校生の時野夢香。 イケメン店長18歳のアサトと10歳の少女まひるには秘密があって―― レストランには、未来でベストセラーを盗作して書きたいとねがう者など様々な客が来る。どんな記憶と引き換えにねがいをかなえるのか?幸せになれるのか? シンデレラのオムライス、眠り姫の納豆ごはん、人魚のムニエル、白雪姫のりんごラーメン……不思議でメルヘンなメニューがたくさんある。 夢香はアサトという時の国の王子様とヨルトの間で恋心が揺れ動く。 レストランでの人とのかかわりの中で夢香は夢を見つける。 恋と夢と希望と。
半妖死神の定食屋

総文字数/31,896

現代ファンタジー13ページ

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中学3年生の鈴宮ナナの母が交通事故で死んだ。身寄りがないナナは、入籍前だったが、母と結婚する予定だった男との同居生活をすることに。ナナの父親代わりになったのは、23歳の売れっ子漫画家水瀬エイトだった。 保護者代わりのエイトはなんと半妖で死神の血をひくらしい。エイトが経営する定食屋では寿命を半分もらうかわりに怨み晴らしをしているとのことだ。 見た目とは裏腹に料理雑学、家事雑学をいっぱい知っている雑学家事男子(カジダン)だった。アシスタントと店員も個性的な半妖怪! 怨み晴らしやとしての客の依頼を引き受ける傍ら、 ボランティアで子ども食堂を始めることに。子ども食堂を通じて地域の人々との人間ドラマが繰り広げられる。 本当の家族になるために、二人は生活を始める。 ナナに生まれた好きの気持ちはどうなる? https://novema.jp/book/n1688975 「半妖死神と同居はじめました」より 長編作品から抜粋改稿しました。
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