よすが爽晴さんの作品一覧

橋爪くんは詰めが甘い

総文字数/19,949

BL4ページ

第2回ずっと見守りたい♡BL短編コンテストエントリー中
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橋爪若羽は駄犬である。 学校でも有名な『クズ男』の谷垣彷徨に懐いたのは、一学年下である後輩の橋爪若羽。 アプローチの詰めが甘い若羽を最初は面白がっていた彷徨だったが、あまりにもまっすぐな言葉に対し次第に心を開いていく。 「センパイがキスをするのも触れるのも、その先も……センパイの初めてはもらえないけど、センパイの最後は僕でありたいです」 しかし彷徨には、若羽も知らない過去があり……? 純情犬系後輩×わけありクズ男先輩 勝つのはどっち?
夜明けのGコード

総文字数/80,327

青春・恋愛24ページ

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音にいつだって、正直でありたい。 音に愛された街栄音地区。ギターを背負った高校生日比野久音(ひびのくおん)はバイト先の喫茶店でクレーマーに絡まれたところを、伏見結弦(ふしみゆずる)と名乗る少年に助けられる。 彼が持っていた擦り切れたピックを見て楽器をやっているのかと聞くと、結弦はやっていないと否定をする。 「音楽なんて真剣にやったところで――誰かを殺すだけだ」 夢を諦めない新米ギタリストと、音楽を嫌いになりたいベーシスト。 誰かと音楽を紡ぐのが怖いドラマー、自分の好きな事をひた隠しにするピアニスト。 育ちも過去も、なにもかもが違う。 四つの音が交差するまで、四人の夜が明けるまでの物語。
グリズリーの上手な笑い方

総文字数/13,759

BL1ページ

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笑顔が下手な無表情×愛想笑いの上手いクラスメイト 笑うグリズリーが上手く笑えるようになるまでの話
噓つきパルフェは甘いを知らない

総文字数/61,619

BL9ページ

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「こんなの、勘違いしちまうだろ」 「たくさん、何度だって勘違いしてくれ。俺は、直くんに俺だけを見てほしいんだ」 真面目天然優等生×意地っ張り天邪鬼。 甘いものが好きな直も知らない、『甘い』のお話。
ふゆを殺すハル

総文字数/17,708

青春・恋愛6ページ

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共感覚で言葉に色がついて見えるハルトの前に現れたのは、冬のように白いゆきやだった。 感情に乏しく世界が白く見えてしまうゆきやは、共感覚から逃げるように絵を描くハルトの絵にだけ色が付いているように見える事から「色を教えてほしい」と頼んでくる。 放課後の屋上、二人だけの空間。絵を描くハルトと、それを静かに眺めるゆきや。 そんな二人の時間が流れていく中で、ハルトはゆきやに自分が色を付けているのが自分である事を怖いと思うようになっていく。 たくさんの色が見えるハルトと、何色もなかったはずのゆきや。 これはどこかにあるかもしれない、鮮やかで冷たい色の日常。
君と歌うためのラブレター

総文字数/16,699

青春・恋愛1ページ

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美奈は合唱コンクールの練習を屋上でしていた時、壮馬と名乗る生徒に出会い音痴と言われてしまう。 最初は馬が合わないと思った相手だったが、壮馬は美奈の成長を見る、と屋上での観客を買って出る。 立入禁止の屋上での、観客一人の音が外れたライブ会場。 壮馬の人柄やその声はどこまでもまっすぐで、美奈は次第に壮馬に惹かれていく。 しかしそんな日々の中で、壮馬は突然姿を消す。 まるで、最初からそこにいなかったかのように。 最初から、壮馬自体が美奈の見ていた幻覚だったかのように。 音痴の美奈と、そんな美奈の歌を聴く壮馬。 二人の出会いにある正解は、どのような音なのか。
天霧さんの世界には雨が降っている

総文字数/6,640

青春・恋愛1ページ

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天霧さんの頭上には、いつだって曇天の空が広がっている。 それは『僕』と高校で出会う前から、ずっと。 文字通りの雨女である天霧さんと、あおくんこと『僕』。 二人のなんでもない話の中で、天霧さんは言葉を落とした。 「この体質、慣れていても悲しい事はあるかもね」 天霧さんの、悲しい事は――
踊り子は後宮に舞う

総文字数/15,030

後宮ファンタジー1ページ

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人の感情を色のついた澱みで見る事のできる暘谷(ヨウコク)は、 旅のキャラバン隊で男装の踊り子として陵という大国で滞在をする事になる。 そこで出会った帝の付き人を名乗る睿(ルイ)の相談により、 帝暗殺を企てている犯人を見つけてほしいと言われた。 澱みを見る中で、睿の振る舞いは風変りなもの。 今まで男同然の扱いを受けていた暘谷は、そんな睿に惹かれていく。 しかしある日暘谷は聞いてしまう、睿がもっとも帝暗殺に近い存在である事を。
くすりのこと

総文字数/6,081

和風ファンタジー2ページ

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「なぁ、ピクシー」 「なんでしょう、キュウ」 「なんで人ってさ、こうも自分のために貪欲で――一瞬のために薬に縋るのだろうな」 「……それ、縋りたくなるような不思議な薬を生み出す貴方が言います? そんなこと思ってもないくせに」 「ははっ、確かに……一生俺は薬屋だからな」
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