天霧さんの世界には雨が降っている

青春・恋愛

よすが爽晴/著
天霧さんの世界には雨が降っている
作品番号
1691231
最終更新
2023/02/23
総文字数
6,640
ページ数
1ページ
ステータス
完結
いいね数
44
ランクイン履歴

総合45位(2023/03/25)

青春・恋愛12位(2023/03/27)

ランクイン履歴

総合45位(2023/03/25)

青春・恋愛12位(2023/03/27)

天霧さんの頭上には、いつだって曇天の空が広がっている。
それは『僕』と高校で出会う前から、ずっと。
文字通りの雨女である天霧さんと、あおくんこと『僕』。
二人のなんでもない話の中で、天霧さんは言葉を落とした。

「この体質、慣れていても悲しい事はあるかもね」

天霧さんの、悲しい事は――
あらすじ
濡れた黒く長い髪と、空色の瞳。
いつだって可憐な天霧さんの頭上には、曇天の世界が広がっている。

「今日も派手に雨が降っているね、おはよう天霧さん」

彼女は今日も、雨に愛されていた。

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