- 作品番号
- 1705636
- 最終更新
- 2023/08/31
- 総文字数
- 17,708
- ページ数
- 6ページ
- ステータス
- 完結
- いいね数
- 28
- ランクイン履歴
-
総合92位(2023/09/07)
青春・恋愛25位(2023/09/07)
共感覚で言葉に色がついて見えるハルトの前に現れたのは、冬のように白いゆきやだった。
感情に乏しく世界が白く見えてしまうゆきやは、共感覚から逃げるように絵を描くハルトの絵にだけ色が付いているように見える事から「色を教えてほしい」と頼んでくる。
放課後の屋上、二人だけの空間。絵を描くハルトと、それを静かに眺めるゆきや。
そんな二人の時間が流れていく中で、ハルトはゆきやに自分が色を付けているのが自分である事を怖いと思うようになっていく。
たくさんの色が見えるハルトと、何色もなかったはずのゆきや。
これはどこかにあるかもしれない、鮮やかで冷たい色の日常。
感情に乏しく世界が白く見えてしまうゆきやは、共感覚から逃げるように絵を描くハルトの絵にだけ色が付いているように見える事から「色を教えてほしい」と頼んでくる。
放課後の屋上、二人だけの空間。絵を描くハルトと、それを静かに眺めるゆきや。
そんな二人の時間が流れていく中で、ハルトはゆきやに自分が色を付けているのが自分である事を怖いと思うようになっていく。
たくさんの色が見えるハルトと、何色もなかったはずのゆきや。
これはどこかにあるかもしれない、鮮やかで冷たい色の日常。
- あらすじ
- 「俺に、色を教えてくれないか?」
嘘つきと言われた世界の色を、こいつは求めてくれた。
たくさんの色に包まれたハルトと、何色も知らないゆきや。
白い言葉に名前を付ける事が許されるなら、それはどんなものなのだろうか。
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