異世界ファンタジー小説一覧

沈黙の血脈

総文字数/126,669

異世界ファンタジー17ページ

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 十七歳の神田緋真(かんだ・ひさな)は、SNSで「孤高の小説家」を気取りながら、現実では勉強も運動も常に凡庸の壁に阻まれる劣等感の中にいた。  そんな彼の夜を支配するのは、夢の中に現れる昭和時代の一人の剣士――沖田静。  夢は妄想か、過去の追体験か。やがて戦争の影が忍び寄り、静と友・矢野蓮の青春を引き裂いていく。  眠るほどに夢は続き、緋真は言葉で記録し続ける。しかし書くことは祈りなのか、それとも禁忌なのか。  そしてついに、静にある運命が告げられる。  夢と現実、虚構と記録が交錯するその先に、緋真が目にするものとは――。
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瀬戸内の海で怪魚を釣り上げた、釣りが命よりも上位なヘンタイ――「島野大和」は気がつけば異世界の無人島にいた。 日本に帰ろうと必死に島内を動き回り、やっと島の中心の社から帰れると気がつく。 帰ろうとしたやさき、社の奥に黄金に輝く神の遺物とされる釣り道具――【ゴッド・ルアー】を見つけてしまう。 ダメだ! やめろ! ふれるな! 帰るんだろう!? と心が叫ぶが、釣りに狂った魂はそれを許さない。 震える両手で握れるほどの、魚の形をしたゴッド・ルアーを握りしめた瞬間、大和を囲む四つの真紅のとりい。 そこから無機質な声が響くと同時に、この島独自の風土病が発症し、体が急速に崩壊しだす。 痛く、苦しく、熱くもだえる大和。 そんな彼に無機質な存在は非常識な提案をする。 そう――このまま死ぬか、【釣りをするか】を選べ、と。 その結果、何故か十二歳ほどの子供の体になってしまい、さらにゴッド・ルアーへ触れたことで禁忌の島と呼ばれる〝神釣島〟の封印を解いてしまっていた。 異世界で伝説とまで呼ばれ、莫大な富と幻の資源。さらには貴重な薬草までが雑草として生える。 そんな神釣島だからこそ、世界の権力者がノドから手が出るほどに欲っするチカラがある。 そのチカラは、過去の傲慢な世界を一ヶ月で崩壊させ、あまりの凶暴さから自らが再封印したとされる、強力無比な神の特級戦力――四聖獣。 それら四つが神釣島に封印されており、その一つがとある条件をクリアした事で今、解き放たれた――すげぇ~でっけぇ~ヒヨコになって!! 「ぽみょ?」 「うぉ!? なんだ、あのでかいヒヨコは?! よし、焼いて食おう」 「ぽみょっぉぉ!?」 「そんな顔するなよ……ちっ、仕方ない。非常食枠で飼ってやる」 「ぽぽぽみょ~ん♪」 そんな、ビッグなひよこや、小狐のもふもふ。聖女にお侍まできちゃって、異世界でスローライフをする予定だが、世界はそれを許さず……
灰かぶり王子と薄紅の魔女
真山空/著

総文字数/127,463

異世界ファンタジー41ページ

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周囲に灰を降らせるという、おかしな呪いをかけられた王子は、父王の命で向かった森で、カボチャを連れた魔女と出会う。 魔女は、呪いを解く事に協力するかわりに、自分と恋をしてくれと王子に取引を持ちかけて……。 諦めがちな後ろ向き王子と、なにがなんでも恋をしなければいけないと思い込んでいる魔女の、恋と呪いをめぐる話。 カクヨムにも投稿しています。
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主人公——臼井影人(うすいかげと)は勉強も運動もできない、影の薄いどこにでもいる普通の高校生である。 そんな彼は、裏庭の掃除をしていた時に、影人とは対照的で、勉強もスポーツもできる上に生徒会長もしている——日向勇人(ひなたはやと)の勇者召喚に巻き込まれてしまった。 勇人は異世界に旅立つより前に、女神からチートスキルを付与される。そして、異世界に召喚されるのであった。 始まりの国。エスティーゼ王国で目覚める二人。当然のように、勇者ではなくモブキャラでしかない影人は用無しという事で、王国を追い出された。 だが、ステータスを開いた時に影人は気づいてしまう。影人が勇者が貰うはずだったチートスキルを全て貰い受けている事に。 これは勇者が貰うはずだったチートスキルを手違いで貰い受けたモブキャラが、世界を救う英雄譚である。 ※他サイトでも公開
転生令嬢の異世界ほっこり温泉物語
  • 書籍化作品
[原題]転生令嬢の幸福論

総文字数/105,289

異世界ファンタジー144ページ

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スターツ出版文庫より2019年12月発売予定 書籍タイトル:婚約破棄されたので、異世界で温泉宿始めます トレヴィア王国クレッグ子爵家の長女エリカは、婚約者の浮気現場に遭遇したショックで前世の記憶を思い出す。 前世は日本のOL。結婚直前で恋人に振られてからは、仕事に情熱を傾けていた。 生まれ変わっても前世と同じような失恋をした事で、今回の人生も恋愛に希望を持つのは諦め、ほかに楽しみを探そうとする。 そんな中、失恋の傷を癒していた領地で、とても綺麗な顔をした青年が行き倒れているのを発見して… +--+--+--+--+--+--+--++--+--+--+--+--+--+--+ エリカ・クレッグ 19歳 クレッグ子爵家の長女。 精神的なショックを受けた事で前世の記憶を思い出す。 黒髪、翠目でそれなりに可愛い外見だけれど、貴族社会ではいたって平凡、元婚約者には地味だと思われていた。 ライ 年齢不明 エリカの領地で行き倒れていた青年。 ハッとするくらい綺麗な顔をしている。 焦げ茶の髪に、紫の瞳。 事故に遭ったのか、一部記憶がない。 +--+--+--+--+--+--+--++--+--+--+--+--+--+--+ レビューありがとうございます!
転生賢者は世界を見下ろす

総文字数/2,942

異世界ファンタジー5ページ

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前世で世界最高峰の賢者(アーク・セージ)と称された 神崎陽翔(かんざき はると) は、魔法理論の研究中に事故に巻き込まれ、異世界へと転生する。 目覚めた先は、前世よりも遥かに魔力が濃く、剣と魔法が支配する異世界だった。 膨大な魔力を持つこの世界で、陽翔は自身の知識と力を存分に振るい、新たな人生を歩むことを決意する。 最初の目的は情報収集。街へ向かう道中で、彼は一人の少女が襲われている現場を目撃する。 しかし、その少女 アリシア はただの被害者ではなかった。彼女は王族の血を引くも、魔王の血を宿した “呪われた姫” として追われる身だったのだ。 興味を抱いた陽翔は彼女を助けるが、それをきっかけに、帝国の陰謀や魔族の復活といった世界の裏側へと巻き込まれていく。 最強の知識と力を持つ転生賢者は、この世界をどう生きるのか? そして、封印されし魔王の復活を前に、彼はどのような選択を下すのか——? 「さぁ、今度こそ、この世界を存分に楽しませてもらおうか。」 異世界を知略と魔力で圧倒する、最強賢者の転生ファンタジー、ここに開幕! カクヨム、小説家になろうでも連載中です。
ヴェルト・マギーア ソフィアと竜の島

総文字数/202,090

異世界ファンタジー179ページ

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「約束する。我らは常にお前と共に――」 その言葉は、何千年も昔に交わされた、魔人族と竜人族の固い約束だった。 初代魔人王と、竜人族が崇拝する光の巫女。二人が交わした誓いは、時を超えて受け継がれていく。 【どんな災いが降りかかろうと、私たちは必ずあなた方の力となろう】 【約束しよう。この身が尽きる瞬間まで、我らはあなたの助けとなろう】 互いを支えとして生きた二人の約束は、次の魔人族の王、すなわち「魔人の姫」エレノアに引き継がれた。 彼女は、絶えず争いを繰り返す人間族と魔人族が、手を取り合って生きていける世界を心から願っていた。 しかし、その願いは残酷に裏切られる。人間族は魔人族を滅ぼし、その勢いのまま、今度は竜人族をも手中に収めようと動き出したのだ。 竜人族の守り神である白竜エーデルは、生き残った仲間たちを連れ、人知れぬ島へと身を隠した。 そして、幾星霜の時が流れた現在。 アレスの元に、人探しを依頼する手紙が届く。 ヴェルト・マギーア 第二章 ソフィアと竜の島 物語は、いま再び幕を開ける。
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 勇者召喚に巻き込まれた”おっさん”は、すぐにステータスを偽装した。  ろくでもない目的で、勇者召喚をしたのだと考えたからだ。  一緒に召喚された、女子高校生と城を抜け出して、王都を脱出する方法を考える。  ダメだ大人と、理不尽ないじめを受けていた女子高校生は、巻き込まれた勇者召喚で知り合った。二人と名字と名前を持つ猫(聖獣)とのスローライフは、いろいろな人を巻き込んでにぎやかになっていく。  おっさんは、日本に居た時と同じ仕事を行い始める。  女子高校生は、隠したスキルを使って、おっさんの仕事を手伝う(手伝っているつもり)。 注)作者が楽しむ為に書いています。   誤字脱字が多いです。誤字脱字は、見つけ次第直していきますが、更新はまとめて行います。
白者の一日
桂圭人/著

総文字数/612

異世界ファンタジー1ページ

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太陽光での活動と、身体を縮めて眠る習性がある。基本的な生活技能を持たず、全て教わる必要があること。動植物観察や散歩といった、自然にできる数少ない活動。奥手な性格と人との接し方への困惑。明るい時間帯で眠らすなら、黒者の歌声が必要。 by Xenophilia
カフェの住人
Bell/著

総文字数/1,499

異世界ファンタジー2ページ

絶望のシンクロニシティー

総文字数/2,393

異世界ファンタジー3ページ

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その憎しみは世界を混沌へ導く
異世界転移者の異世界見聞録

総文字数/737

異世界ファンタジー1ページ

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異世界渡り(ワールドウォーカー)シリーズ第三弾。
魔力ゼロの天才、魔法学園に通う下級貴族に転生し無双する
黄舞/著

総文字数/24,415

異世界ファンタジー11ページ

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 魔法に誰よりも強い憧れを持ち、人生の全てを魔法のために費やした男がいた。  しかし彼は魔法の源である魔力を持たず、ついに魔法を使うことができずに死んだ。  強い未練を残した彼は魂のまま世界を彷徨い、やがていじめにより自死を選んだ貴族の少年フィリオの身体を得る。  魔法を使えるようになったことを喜ぶ男はフィリオとして振舞いながら、自ら構築した魔法理論の探究に精を出していた。  生前のフィリオをいじめていた貴族たちや、自ら首を突っ込んでいく厄介ごとをものともせず。
最後の奇跡

総文字数/119,377

異世界ファンタジー10ページ

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 キャサリン・ホワイトの人生は、ある日突然ハードモードを迎えた。  パーティ会場にて婚約者であるピーター・ジュルナル公爵令息から婚約破棄を突き付けられ、さらにその出来事に激怒したホワイト家当主の父親から「メンツに泥を塗った」として勘当までされてしまう。  彼女はショックのあまり、自分の前世が過労死してしまったバリバリのキャリアウーマン(アラサー)であったことを思い出す。  キャサリンは遠縁の祖母グラニーに引き取られるが、グラニーが住む古城は〝幽霊城〟と揶揄されるほどボロボロで小汚く、さらには本当に幽霊たちが住み着いているという有様。  幽霊たちと会話する能力を持っていたキャサリンは、彼らがかつて古城に住んでいた貴族たちであり「もう一度この城が活気を取り戻す光景が見たい」と願っていることを知る。  しかしグラニーは既に老齢で古城を建て直すほどの体力もお金もなく、過去に没落した幽霊たちにも資金など皆無(というか幽霊なので無理)。 「だったら私が、この古城を立て直してみせますわー!」  キャサリンの目には、古城のビジネスチャンスが見えていた。  彼女は決意する。  自分の前世の経験を活かし――この古城で〝お化け屋敷テーマパーク〟を経営してやろうと。  これは一人の少女が、様々な幽霊たちと共に起死回生を図る物語。 ※この作品は小説家になろう様、ハーメルン様、アルファポリス様でも連載しております。
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