異世界ファンタジー
ちゆり/著
- 作品番号
- 1681992
- 最終更新
- 2022/10/31
- 総文字数
- 1,454
- ページ数
- 4ページ
- ステータス
- 未完結
- いいね数
- 0
物語はダブル主人公。
理輝と綾星は仲良しな幼馴染であり、同じ高校に通っている。
ところがある日、学校の屋上から同じタイミングで飛び降り、
気付いたら異世界にいた。
理輝は転生先で魔王として、この世界を滅ぼさなければいけない役割を与えられていたが、
自分を倒しに来る勇者というのが綾星であることを知る。
前の世界で彼はどうなっていたのか気になっていたが、
同じく異世界を転生していたのかと安心し、
戦うことは放棄しこのまま倒されることを決意する。
また、飛び降りた状況から、「あいつが正義でこっちが悪なのは必然的なものだ」と思った。
しかし、部下の話や今までこの世界で起こっていたことを聞くと、
段々とその決心が揺らいでいく。
時間が経つにつれ魔王城内での親睦が深まり、
自分以外にこの状況を救える人はいないと念押しをされる度に、
幼馴染とこの世界を天秤にかけるようになる。
一方、綾星は世界を救おうと立ち上がったギルドの勇者という役割を与えられていた。
しかし、倒そうとしている魔王が理輝だと知り、
彼同様、安心を覚えつつも戦うことを放棄しようとする。
ギルドを抜けて街で暮らそうと色々と歩き回っていると、
色々な所に魔王軍にやられた痕や人々の悲惨な暮らしを目の当たりにし、
このままで本当に良いのか悩み始める。
少しすると、ギルドのメンバーから「やはり一緒に戦ってほしい」とお願いされ、
相手が幼馴染であるなら話し合いで解決をしたいと思いメンバーに加わり魔王城へと向かう。
2人が魔王城で落ち合うが、お互いに魔王と勇者の顔となっており、
話し合うことは不可能な状態だった。
そこで少し思い出話をする。
実は、綾星が自殺をしようとしているのを理輝が止めようとして、
落ちる際に腕を引っ張り上げようとしたが力が足りず
一緒に落ちてしまったのが今回の発端であった。
各々が自分が相手を殺してしまったと後悔し、
この世界で自分が死んだら全て解決するということ考えに至る。
結局「次こそはちゃんと死ぬから」とお互いに自害を選んでしまう。
次に目を覚ますと、そこは花畑であった。
隣には同じく幼馴染の姿。
「魔王になったり勇者になったり、何がなんだか分からないけど」
と2人で笑いながら寝転んで物語が終わる。
理輝と綾星は仲良しな幼馴染であり、同じ高校に通っている。
ところがある日、学校の屋上から同じタイミングで飛び降り、
気付いたら異世界にいた。
理輝は転生先で魔王として、この世界を滅ぼさなければいけない役割を与えられていたが、
自分を倒しに来る勇者というのが綾星であることを知る。
前の世界で彼はどうなっていたのか気になっていたが、
同じく異世界を転生していたのかと安心し、
戦うことは放棄しこのまま倒されることを決意する。
また、飛び降りた状況から、「あいつが正義でこっちが悪なのは必然的なものだ」と思った。
しかし、部下の話や今までこの世界で起こっていたことを聞くと、
段々とその決心が揺らいでいく。
時間が経つにつれ魔王城内での親睦が深まり、
自分以外にこの状況を救える人はいないと念押しをされる度に、
幼馴染とこの世界を天秤にかけるようになる。
一方、綾星は世界を救おうと立ち上がったギルドの勇者という役割を与えられていた。
しかし、倒そうとしている魔王が理輝だと知り、
彼同様、安心を覚えつつも戦うことを放棄しようとする。
ギルドを抜けて街で暮らそうと色々と歩き回っていると、
色々な所に魔王軍にやられた痕や人々の悲惨な暮らしを目の当たりにし、
このままで本当に良いのか悩み始める。
少しすると、ギルドのメンバーから「やはり一緒に戦ってほしい」とお願いされ、
相手が幼馴染であるなら話し合いで解決をしたいと思いメンバーに加わり魔王城へと向かう。
2人が魔王城で落ち合うが、お互いに魔王と勇者の顔となっており、
話し合うことは不可能な状態だった。
そこで少し思い出話をする。
実は、綾星が自殺をしようとしているのを理輝が止めようとして、
落ちる際に腕を引っ張り上げようとしたが力が足りず
一緒に落ちてしまったのが今回の発端であった。
各々が自分が相手を殺してしまったと後悔し、
この世界で自分が死んだら全て解決するということ考えに至る。
結局「次こそはちゃんと死ぬから」とお互いに自害を選んでしまう。
次に目を覚ますと、そこは花畑であった。
隣には同じく幼馴染の姿。
「魔王になったり勇者になったり、何がなんだか分からないけど」
と2人で笑いながら寝転んで物語が終わる。
- あらすじ
- 幼馴染と一緒に屋上から落っこちた。
そして気が付いたら、そこは異世界に繋がっていた。
一人は魔王に。もう一人は勇者に。
お互いがお互いを倒すことをためらった。
それなのに、時間が経てばたつほど「倒さないと」と思うようになっていた。
救われるべきなのは、世界か幼馴染か。
天秤が示した先の結末とは…
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