その想いは『一生』を超えて

青春・恋愛

その想いは『一生』を超えて
作品番号
1737009
最終更新
2024/10/21
総文字数
84,538
ページ数
7ページ
ステータス
完結
いいね数
0
彼氏が交通事故で亡くなってから二週間後。
学校には行かなくなり、友達とも連絡を取らず、両親とさえも顔を合わせて会話をすることが無くなってしまった。
「私も死んだら、もう一度会えるのかな」
そんなことを考えるようになるまで追いつめられた状態だった。
そしてその夜、雨音を聞きながらベッドで膝を抱えていると、ふいに声が聞こえてくる。
それはもう二度と聞けないと思っていた、最愛の人の声だった。
あらすじ
交通事故で彼氏を失ってしまった桔梗(ききょう)のもとに、死んだはずの彼氏が現れる。
夢か、幻覚か、はたまた幽霊か。それすらもわからないけれど、桔梗はその正体不明の存在に救われ、
徐々に日常を取り戻していく。
しかしその取り戻した日常は、あくまでおぼろげな彼氏のおかげ。
前に進むためには、きちんとお別れをしないといけない。彼氏に『私は大丈夫』と、言わなければいけない。

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