氷雪姫の温泉巡礼

あやかし・和風ファンタジー

海城あおの/著
氷雪姫の温泉巡礼
作品番号
1735974
最終更新
2024/10/25
総文字数
85,732
ページ数
20ページ
ステータス
完結
いいね数
5
ランクイン履歴

あやかし・和風ファンタジー26位(2024/10/25)

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あやかし・和風ファンタジー26位(2024/10/25)

瑞穂国を治める国司の娘である雪代氷織。彼女が生まれた年は雪が長く降り続け、「氷雪姫」と陰で囁かれている。


側室の娘であることを理由に、氷織は城の離れに閉じ込められ、孤独に生きてきた。


十七歳になったある日、義妹の華怜の手によって城から追放されてしまう。
命の灯火が消えそうなそのとき、人間と天狗の血が流れる蒼玄に助けられる。


蒼玄は湯守人として温泉の素材を捜し、様々な病や怪我を治してきた。
しかし長年の苦難を強いられ、凍りついた氷織の心は、蒼玄の温泉でも治せなかった。


「俺はお前さんの心を見たとき、ぞっとしたよ。
お前さんの周りの人間は、世界は、どれほどの苦しみを与えてきたのかと。想像するだけで泣きそうになった」


蒼玄の提案により、氷織の凍った心を溶かすための旅に出る。
氷織の見張り役だった岳も加わり、三人で温泉の素材を捜す日々。

郷の人々との関わりや、蒼玄の優しさに触れ、氷織の凍った心はだんだんと溶けていく。


愛を知らずに育った少女が真の愛を見出し、新たな未来を切り開いていく物語。


あらすじ
半天狗のあやかし × 虐げられた姫

和風ファンタジーです。完結済み。

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