- 作品番号
- 1732846
- 最終更新
- 2024/10/21
- 総文字数
- 129,974
- ページ数
- 32ページ
- ステータス
- 完結
- いいね数
- 16
- ランクイン履歴
-
ミステリー2位(2024/11/15)
- あらすじ
- 「たしか光くんの友達だよね」と言われるくらい地味な大学生、颯太。人気者である光の、おまけのような存在。
しかし颯太の周りで、不可解な事件が起き始める。
ドッペルゲンガー。ストーカー。行方不明。自殺。そして、殺人。
「こわいけど、僕は真実を知らなきゃいけない」
「颯太に思い出してほしいことがあるんだ」
光と共に、颯太は事件の闇に迫っていく。
最後までよそ見厳禁! 新感覚エンターテイメント小説!
この作品の感想ノート
感想ノート、失礼します。
最初から不穏な空気抜群で、なにがどうなるの!?と本当に目が離せませんでした。
情報の出し方、出し具合も程よくて、グイグイ最後まで引っ張られました。
颯太の忘れていること、ドッペルゲンガーの真相、そして光の秘密。
どれも衝撃的でした。
お互いが大切に思っていることも伝わってきて、あの選択が正しかったとは言われないのかもしれないけれど、あの選択がなければ、2人の強い繋がりもなかったのかもしれないと思うと、複雑な気持ちです……
彼らが歩んでいく未来が、明るいもので満ちていますように。
読み終えた今、それを願うばかりです。
素敵な物語を、ありがとうございました!
感想失礼いたします!
先の読めない展開がくせになり、最後まで楽しませていただきました。
随所に散りばめられた伏線やヒントがしっかり効いてきて、綺麗に回収されていく様がお見事でした…!
巧妙な言葉選びや構成、心理描写が印象的で、明かされた真実に切ないような苦しいような気持ちになりました。でも、決してほの暗いものではなく、悪意がないからこそ彼らの想いに心を揺り動かされました。
絆という言葉ではチープかもしれませんが、颯太と光の無二の関係性が眩しいくらいで、再スタートを切ったふたりの姿に胸があたたかくなりました。
この先、何があってもふたりなら乗り越えていけるんだろうと信じられます。
長々と偉そうにすみません…。これからも応援しております!
素敵な作品をありがとうございました♡
最後までよませていただきました。
最初の方に出てくるドッペルゲンガーの謎から、まさかの答えまで、気になってずっとずっと更新を楽しみにしていました!
颯太と光の心の絆が、繊細な心理描写で表現されていて、引き込まれました。
颯太が光を思う気持ち、光が颯太を思う気持ちが物語全体を通して溢れていて、恋愛小説ではないのに、二人の関係をそばでずっと見守っていたい……そんな温かな気持ちにさせてもらいました。
散りばめられた伏線が程よく作用していて、そういうことだったのか! と唸らされたシーンも多々あります。細かいところまで読者を楽しませようと気を配っていらっしゃっているところが回見えて、さすがだなと思います……!
物語の結末は切ないながらも希望があって、読後感も良かったです。
本当に本当に楽しませていただいて、ありがとうございました。
これからの主人公二人に幸あれ!!
この作品をシェア
この作品を見ている人にオススメ
読み込み中…