あの夏のアルビレオ
ヒューマンドラマ
完
1
香秋ちひろ/著
- 作品番号
- 1731607
- 最終更新
- 2024/08/24
- 総文字数
- 8,474
- ページ数
- 7ページ
- ステータス
- 完結
- いいね数
- 1
- ランクイン履歴
-
ヒューマンドラマ10位(2024/08/28)
- ランクイン履歴
-
ヒューマンドラマ10位(2024/08/28)
彼女は僕のほうに向き直ると、
「ねぇ、ふたりでいっしょに行っちゃおうか? 私たちのことなんて誰も知らないところへ。ジョバンニとカムパネルラみたいに」
と言った。
「え……?」
「ねぇ、ふたりでいっしょに行っちゃおうか? 私たちのことなんて誰も知らないところへ。ジョバンニとカムパネルラみたいに」
と言った。
「え……?」
- あらすじ
- 母親が再婚したことで、家族との関係に悩む16歳の少年、西森 蒼生は、夏休みのある日、あてどなく自転車を走らせ、見知らぬ町の河川敷にたどり着く。そこで休けいがてら『銀河鉄道の夜』を読んでいると、きらめくような歌声の少女、きららと出会い、おたがいの悩みを打ち明けるのだが……。
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