贄の花嫁の幸せな嫁入り〜八日後に永久なる愛の契りを〜

あやかし・和風ファンタジー

朱宮あめ/著
贄の花嫁の幸せな嫁入り〜八日後に永久なる愛の契りを〜
作品番号
1726051
最終更新
2024/11/18
総文字数
26,240
ページ数
10ページ
ステータス
完結
いいね数
19
ランクイン履歴

総合15位(2024/06/27)

あやかし・和風ファンタジー3位(2024/06/25)

ランクイン履歴

総合15位(2024/06/27)

あやかし・和風ファンタジー3位(2024/06/25)

あやかしの血が混じる混血の一族である秋月家に生まれた橘花は、あやかしの陽の能力を引き継いで生まれた姉と違い、その身に猛毒を宿していた。

触れた者をたちまち死に追いやる恐ろしい力を持った橘花は、座敷牢に幽閉され、孤独な日々を送っていた。

そんなある日、父親から名家である笠屋敷家に嫁ぐことを命じられる。
笠屋敷家は代々、蛇神に贄を差し出すことで一族を発展させてきた旧財閥。
そのため次期当主の最初の花嫁は、蛇神への贄として笠屋敷家へ嫁いだ七日後に必ず死ぬ運命にあった。

しかし、嫁入り当日、花婿である白玖は言った。
「俺が必ずおまえを助ける。八日後、またこうして話そう」

贄の花嫁に待っていたのは、死ではなく溺愛。橘花は困惑しながらも、次第に白玖へ想いを寄せていく。

しかし七日目が近づくにつれ、橘花の身体はゆっくりと呪いに蝕まれていく……。

和風恋愛ファンタジー×毒×呪い
※第52回キャラクター短編小説コンテスト応募作品

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